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2019年9月6日

「SBI・全世界株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(全世界株式)」が信託報酬を引き下げ




SBIアセットマネジメントが「SBI・全世界株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(全世界株式)」の信託報酬を9月26日から引き下げると発表しました。

運用管理費用(信託報酬)の引き下げについて SBI・全世界株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(全世界株式)(SBIアセットマネジメント)

「雪だるま(全世界株式)」は海外ETFへの投資を通じてFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)をベンチマークとするフォンド・オブ・ETFsですが、今回の信託報酬引き下げで投資対象ETFの費用を含めても実質的負担となる信託報酬は税抜0.104%程度となります。驚異的な低コスト!。ついに全世界株式インデックスファンドも信託報酬は0.1%に迫る世界に突入しました。

今回の信託報酬引き下げで「雪だるま(全世界株式)」は、全世界株式インデックスファンドとしては「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「たわらノーロード全世界株式」を下回り、カテゴリー最安値に躍り出ます。全世界株式インデックスファンドは、リバランスが事実上できない「つみたてNISA」口座での購入で威力を発揮します。コスト最安値となったことで有力な選択肢になるでしょう。また、SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)セレクトプランにもラインナップされているので、これを利用している人にとっても朗報です。

それにしても驚異的な低コストを実現しました。「雪だるま(全世界株式)」が信託報酬0.1%に迫る水準を実現したことでインデックスファンドの信託報酬は先進国株式(日本除く)と米国株式(S&P500)が0.1%未満の世界に突入したことと合わせて、数年前まで想像もできなかった低コストになっています。

「雪だるま(全世界株式)」のコスト引き下げに対してライバルである「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「たわらノーロード全世界株式」、そして「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」がどう動くかも目が離せません。インデックスファンドの低コスト競争はまだまだ続きそうな気配です。

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