2018年9月5日

台風による建物の損壊も火災保険の補償対象―被災した人は契約内容を確認しよう



4日に四国・近畿地方を直撃した台風21号によって大きな被害が出ています。我が家もお昼を過ぎたころから猛烈な風と雨の襲われ、屋根瓦が一部飛ばされてしまいました。これは修理にえらく金がかかるなと同居している両親ともども悲嘆していたのですが、インターネットは素晴らしい。Twitterでフォロワーさんから「火災保険でカバーされますよ」と素晴らしい指摘が。さっそく保険証書を確認したところ、やはり台風などによる風災も補償対象でした。入っててよかった、火災保険。台風で住宅など建物に損壊が発生した人は、ぜひ加入している火災保険の契約を確認してください。

昨日は台風が四国に上陸したあたりから猛烈な風雨となり、自宅の雨戸も全部閉めてやり過ごしていました。ところが突然、大きな音とともに私の部屋の採光窓のガラスが割れる。あまりの強風で我が家の屋根瓦が飛ばされ、その一部が採光窓に激突したようです。幸いケガなどはなかったのですが、割れた窓から風雨が飛び込んでくるので、それを防ぐのに悪戦苦闘するはめに。

夕方になって、ようやく風雨も収まってきたので同居している父親と一緒に自宅の状態を確認して唖然。屋根瓦の一部が飛ばされて無残な姿に。周辺には割れた瓦と採光窓のガラス片が散乱しています。そのほかにも車庫の電動シャッターが強風で完全にめくれあがって全損です。また、外壁の漆喰が広範囲に剥がれ、敷地内のブロック塀の一部も倒れていました。父親と二人で「これは修理代、3ケタはいくな」と言いあいながら、暗い気持ちになっていたわけです。そこで何気なくtwitterで呟いたところ、フォローいただいている堀田かつひこさんから素晴らしい指摘が。


さっそく保険証書と補償内容説明書を確認したところ、やはり堀田さんが指摘してくれたように台風などによる風災も補償対象でした。さすが不動産のプロ。それにしてもTwitterによるネットワークは素晴らしい。みんないい人ばかりで感激しました。すぐに父親に伝えたところ、さっきまで暗い表情だったのが一変です。

それから、我が家がお世話になっている地元の保険代理店に連絡したところ、すぐに損保会社に報告を入れてくれ、手続きの手順なども説明してくれました。ちなみに損保会社に直接電話もしたのですが、問い合わせが殺到しているようで全くつながりません。やはり、こういう時こそ保険代理店を通じて契約しているメリットがあるのです。保険のネット販売がなかなか普及しない理由を実感しました。

今回初めて知ったのですが、ほとんどの火災保険は火災だけでなく風災や雹災、雪災も補償対象になるそうです。なにしろ私は住宅など不動産を所有していなので自分で火災保険を契約したことがありませんから「火災保険」という名称に先入観を持っていたわけです。もっとも、契約者本人である父親も知らなかったようなので、案外と知らない人も多いのかもしれません。

今回の台風21号で大きな被害が出ていますから、我が家のように住宅など建物が損壊した人もいることでしょう。そんな人は、ぜひ加入している火災保険の契約内容を確認してください。普段、それなりの保険料を支払っているのですから、こういう非常時にこそ保険の真価を発揮するときです。そして、やっぱり保険というのは非常に大事だということを改めて実感しました。

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