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2016年3月31日
クレジットカード会社から「ジャガーかランドローバーを買いませんか」という手紙が送られてきたよ
ゴールドステータスのクレジットカードなどを持っていると、定期的に会員誌が送られてきます。ちょっと文化的な記事をちりばめたライフスタイル誌の体裁をとっていますが、基本的にお金を使わせるための情報誌なので、やたらと高級なホテルやレストランが紹介されています。私のような貧乏人にはとても行けそうにないホテルや店ばかりなので、記事を眺めるだけで楽しんでいるわけですが、ときたまインビテーションの体裁をとった広告も同封されていたりもします。この前はついに「ジャガーかランドローバーを買いませんか」という手紙が送られてきて、ちょっと驚きました。
私はメインのクレジットカードとして三菱UFJニコスのMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードというのを使っています。プラチナカードと名前がついていますが、年会費もそんなに高くなく、自分から申し込める格安プラチナカードです。長期会員優遇プログラムのおかげでポイント還元率も0.8%ぐらいありますし、なにより海外の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスが無料付帯するので、非常に気に入っているわけです。
さて、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの会員には定期的に会員誌「Partner」が送られてくるのですが、4-5月号にはジャガー・ランドローバー・ジャパンから手紙が同封されていました。これまでワイン頒布会のチラシなどはよく同封されていたのですが、高級外車の宣伝とはちょっと驚き。さすが"プラチナカード"です。富裕層として遇されたような気がしてちょっと嬉しい。それで同封されてたパンフレットを眺めていたのですが、なかなかかっこいいです。さすが英国王室御用達、ロイヤルワラントを下賜されているだけのことはあります。
で、値段を見てみる。最上級モデルのジャガーXJ Autobiographyは2016万円。いちばん安いジャガーXEでも477万円でした。ランドローバーの方も、最上級モデルのレンジローバーSVA Autobiographyは2858万円です。ランドローバーディスカバリーSEでも500万円。なんか、一気に現実に引き戻されちゃいますね。500万円でも、私の年収を超えてますよ。
あと、ジャガーランドローバーって、いまではインドのタタ・モーターズの傘下なのね。かつての宗主国と植民地の関係が逆転しとるじゃないですか。これもなかなか味わい深いものがあります。
そんなわけで、やっぱり会員誌と同じでカタログを眺めて楽しむだけです。でも、ちょっとお金に余裕があれば、ジャガーみたいな個性のある高級車を買うのも悪くない。自動車というのは、嗜好品的要素の強い商品ですから。