2015年11月12日

海外にいると日本人が貧乏になっているのがよくわかる



イタリア出張2日目です。仕事は今日からですが、トラブル発生でまったく作業ができず。いったいなんのためにミラノまで来たのかわかりません。そんなわけで、早めにホテルに引き上げることにしました。せっかくミラノに来たのだからと、ドゥオーモからガッレリア、スカラ座の周辺を散策しながらホテルに戻りました。途中、ちょっとした買い物もしたのですが、やはり物価が異常に高い。円安も加わって、飲み物ひとつ買うのにも驚きの値段です。やはり海外に来ると、円安で日本人全体が貧乏になっていることがよくわかります。

ドゥオーモからガッレリアに入ると、見事なアーケードと床のモザイクが目に入ります。こんなものが19世紀につくられていたわけですから、イタリアというのは立派な国です。



いくつかお店を冷やかしながらガッレリアを抜けてスカラ広場に出ると、有名なスカラ座とレオナルドダビンチ像が見えます。ちょっと休憩しようと思い、近くの売店でペットボトルのジュースを買うと、2ユーロしました。うーん、やっぱり高い。ただ、ドゥオーモ前の屋台で買った焼き栗は安かった。5ユーロで、けっこう量があります。日本の天津甘栗のような小さな栗ではなく、大ぶりの栗で食べごたえもある。スカラ広場で焼き栗を食べながら休息するというのも、おつなものです。

ホテルに戻って少し仕事をしてから、夕食に行きました。今回は昨日とは別のカフェレストランに入り、ミラノ風リゾットとミラノ風カツレツを食べる。名物料理は、とりあえず食べておく主義なのです。



やっぱり本場で食べると美味しい。あと、量が日本とはまるで違います。日本ではイタリア料理といえば“イタ飯”としてオシャレに食べるものなのでしょうが、こちらでは普通に庶民の食べ物なので量もあって、がっつりと食べるという感じです。ただ、やっぱり値段が高い。グラスビールと合わせて20ユーロでした。こちらでは街の定食屋みたいな店でも1回の食事で2000円ぐらいかかってしまいます。こう考えると、日本の飲食店の安さは異常。それほど日本が異常なデフレ経済に陥っていたということでしょう。とにかく日本円に換算すると、どんどんお金を使ってしまう。円安で日本人は、どんどん貧乏になっていったということです。

海外に行くと、日本で暮らしていると実感としてわからないことに気づかされます。為替レートで見れば日本人が貧乏になっているという現象も、そのひとつです。ただ、これはあくまで円資産だけしか保有していない人のこと。外貨資産を持っている人は、ある程度は円安をヘッジできているのでしょう。こう考えると、特段に大きな為替リスクをとることには反対だけれども、ある程度は海外資産に投資しておくというのは非常に大事なことです。投資といえば日本株など円資産だけを考える発想から、日本人もそろそろ卒業するべきなのでしょう。
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