2015年11月11日

イタリアのミラノにやってきました-マルペンサエクスプレスに乗る



仕事でイタリア・ミラノに出張しています。今日はミラノからの更新。とくに投資は関係ないエントリーです。投資ブログを書いている人に中には、けっこう鉄道ファンがいるので、ちょっと便乗してミラノ・マルペンサ空港からミラノ市内まで移動するのに使ったマルペンサエクスプレスのレポートです。

今回は、エミレーツ航空を使ってドバイ経由でミラノにやってきました。通常、欧州の航空会社を使うとEU内でトランジットするので、ミラノに到着するのは市内に近いリナーテ空港の場合が多いのですが、ドバイからだと長距離便なのでミラノ市外から北に約50㎞離れたマルペンサ空港につきます。リナーテ空港なら市内までタクシーを使ってもいいのですが、マルペンサ空港からだとタクシー料金は90ユーロもかかります。そこで空港特急であるマルペンサエクスプレスを使いました。マルペンサ空港からノルド・カドルナ駅まで12ユーロ。かなり安い。ほぼノンストップで約40分で着きます。空港特急ですが、全席自由席です。けっこうすいていて、普通に座ることができました。シートも固く、とくに特等列車という感じはありません。普通の郊外列車でした(雰囲気としては、羽田空港から乗るモノレールに似ているかも)。

無事にカドルナ駅に到着したのですが、その後が大変。ホテルまで少し歩くのですが、道が分からない。ミラノは古い城郭都市なので道が中心のドゥオーモから同心円状に広がっていますので、知らないうちに方角が変わってしまう。私は方向音痴なので、苦労します。ようやくホテルにチェックインしました。ちょっとオシャレなHotel Milano Scalaというホテルを選んだので、部屋には小さいですがバルコニーがあります。ただ、隣の部屋とバルコニーでつながっており、プライバシーゼロ。イタリア人は気にならないのかしら。あと、壁の絵が変。スカラ座の近くなので、それを取り入れているのでしょうが、こんなのいりません。落ち着かないから。



一息ついてからホテル周辺を少し散策。とにかく古い街です。建物はいったいいつ建てられたのかさっぱりわかりません。古い路面電車が盛んに行き来しているのも、日本では見られなくなった風景です。その後、ちょっと場末っぽいカフェバーに入って夕食をとりました。とりあえずツナとトマトソースのパスタ、それにハウスワインです。普通に生パスタを使っており、家庭の味といった風です。



すっかりイタリアに馴染みそうな雰囲気なのですが、驚くのが物価の高さ。ペットボトルのコーラが2ユーロします。円安の影響も大きい。こうやって海外に来ると、「ああ、円安のせいで円資産しか持たない日本人は相対的に貧乏になっているのだな」と実感します。やっぱり国際分散投資で外貨資産も持っておくことの必要性を感じるのでした(最後は投資ブログらしい内容でしめておきます)。
【関連記事】
ミラノまでのフライトについてはサブブログで書きました。

ラウンジが使えるとドバイ経由は快適だ(アーツ&インベストメント・スタディーズ(別科))

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