2018年6月2日

アクティブファンドの評価は長い目で―「iTrust世界株式」の第2期運用報告書を読む



サテライトポートフォリオで少額ですが積み立て投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の第2期運用報告書(2017年4月11日~2018年4月10日)が出ました。第1期は2016年2月19日~2017年4月10日までの変則決算でしたから、今期が正味の年間運用報告となります。ファンドの騰落率は+12.5%、参考指数であるMSCIワールド指数(ネット配当込み)の騰落率は+9.0でした。分配金は見送りです。前期は参考指数から大きくアンダーパフォームしましたが、当期は大きくアウトパフォームし、ようやく調子が上がってきたというところでしょうか。ただ、設定来では、まだ参考指数に負けています。私は、アクティブファンドの評価というのは、ある程度、長い目で見る必要があると思っていますので、今後もこの調子で盛り返してもらいたいものです。
2018年5月31日

私のコア&サテライト戦略―今月の積み立て投資(2018年5月特定口座)



5月は仕事が非常に忙しかったのですが、いつも通りの積み立て投資を実行しました。ただ、今月は月末になって株式市場が大きく下げたことから、久しぶりに個別株をちょっとだけ買ってしまった。これは昨日紹介した「日本経済新聞」電子版のインタビューでも話していますが、私はインデックス投資をコアにしながら、やや趣味的に個別株投資も楽しんでいます。これが私のコア&サテライト戦略となります。
2018年5月30日

「日本経済新聞」電子版にインタビューが掲載されました



Twitterでもツイートしたのですが、5月29日に「日本経済新聞」電子版に私のインタビュー記事が掲載されています。

菟道さんは指数連動型と株の二刀流(投信ブロガー)(「日本経済新聞」電子版)

「投信コラム」のコーナーで断続的に掲載されている投信ブロガー紹介企画です。これまで「日経ヴェリタス」などの取材は受けたことがありますが、電子版とは言え日経新聞の本紙に取り上げられるとは我ながら驚き。取材の際にはけっこう好き勝手にしゃべったのですが、さすがプロだけあって見事なインタビュー記事にまとめてくれました。
2018年5月29日

累計200万PVに到達しました―投資もブログも続けていれば異なる風景が見えてくる



このほど、このブログのページビュー累計が200万に到達しました(右下カウンターを参照)。ブログを開始したのは2015年1月1日でしたが、15年9月にGoogleBloggerに引っ越したのでPVカウンターはGoogleBloggerに移ってからの数字です。2017年3月に累計100万、10月に150万というペースでPVを重ねてきました。これもひとえに読者の皆様のおかげです。こんな好き勝手に書き散らかしているだけのブログでも、これだけのPVになるとは我ながら驚きを禁じえません。同時に、投資にしろブログにしろ、続けているといままでとは異なる風景が見えてくるということを改めて感じます。
2018年5月28日

投資を続けるために必要なのは普通の”生活者意識”



インデックス投資に限らず、投資というのは始めることよりも続けることの方が何倍も難しいものです。とくに相場が軟調になってくると、ついつい保有銘柄や保有ファンドを売って、一時的に市場から撤退したくなるのは人情というものでしょう。こういったとき、投資を続けるために必要なものは何でしょうか。なにか特別な情報や理論でしょうか。そうではないと思う。私は、投資を続けるために必要なのは普通の"生活者意識"だと思うのです。
2018年5月26日

貧乏人こそ資産運用が必要だ―2018年5月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績



先日、I-Oウェルズ・アドバイザーズの岡本和久さんとセミナー後の懇親会で少し話をしたのですが、そこで意見が一致したことに「貧乏人こそ資産運用が必要だ」というのがあります。なぜなら、現役時代に大きな収入を得ているような人は、別に無理をして投資なんかしなくても十分に老後資金を用意できるからです。しかし、貧乏人はそうはいきません。リタイア後も購買力を確保して、生活の質を維持するためには若うちからの資産形成・運用が必要なのです。そういう厳しい現実があるからこそ、国も一定の枠内で税制優遇口座を認めている。個人型確定拠出年金(iDeCo)はその代表です。私はSBI証券でiDeCoに加入していますが、このほど5月の買い付け(4月拠出分)が行われました。4月からやや相場も回復基調となったことで5月25日段階での累積リターンは+17.1%となり、前月から少し増加しました。

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