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2021年2月21日

「動いた人」「動かなかった人」、恐ろしい格差が生まれている―2021年2月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績

 

日経平均株価が30年ぶりに3万円台を回復するなど、あいかわらず好調な相場が続いています。このためSBI証券で運用している個人型確定拠出年金(iDeCo)も評価額がどんどん増える。このほど2月の買付(1月拠出分)が約定しましたが、評価額は前月に続いて過去最高を更新しました。そして、ふと気づくと私の身の回りでも「動いた人」と「動かなかった人」の間に恐ろしい格差が広がっているという現実を目にすることが増えています。
2021年2月18日

新興国株式と日本株式をオーバーウェイト―「iTrust世界株式」の2021年1月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2021年1月次運用報告が出たので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の1月の騰落率は+1.95%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+2.09%でした。ここ数カ月は参考指数を上回る好調な運用が続いていましたが、1月は若干のアンダーパフォームに終わりました。ただ、相場自体の堅調は続いており、とくにピクテは新興国株式と日本株式のオーバーウェイトを推奨しています。
2021年2月16日

欲しいものは今すぐ買おう!―お金があっても“良いモノ”がなくなる時代がやってくる

 

2月15日、日経平均株価が30年ぶりに3万円台を回復しました。昨年後半からの株価上昇で、それこそ「寝ている間にお金が増える」という状態になっているは喜ばしい限りなのですが、その背後で恐ろしい事態が進行していることに気付きました。新型コロナウイルス禍で人々のライフスタイルが変化し、これまで当たり前のようにあった“良いモノ”を作る企業が姿を消そうとしているのです。もしかすると今後、お金があっても“良いモノ”がなくなる時代がやってくるかもしれません。だとするならば、欲しいものは今すぐ買うべき! そして、それをしっかりと手入れして長く愛用するようにしなければなりません。
2021年2月14日

GPIFはきちんと“利益確定”している

 

世界的な株価上昇で年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用も堅調に推移しています。期間収益がマイナスになると大々的に報道されるのに、プラス収益だとあまり話題にならないという気の毒な境遇のGPIFですが、最近は少しづつですが冷静な報道も増えてきました。ところが期間収益がプラスになったという報道が出ると、ネットニュースのコメント欄で盛んに書き込まれるのは「早く利確(利益確定)しろ!」という声。あるいは「評価上の含み益があるだけでは無意味」といった言葉です。では、GPIFは利益確定をまったくしていないのでしょうか。そんなことはありません。定期的にきちんと“利益確定”しているのです。
2021年2月11日

難しい1年が始まった―ひふみ投信の2021年1月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2021年1月次運用報告書が出ました。1月の騰落率は+0.04%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+0.23%でした。純資産残高は1月29日段階で1403億円(前月は1403億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は6321億円(前月は6384億円)となりました。参考指数に対して若干アンダーパフォームし、ほぼ横ばいで推移しています。世界的に株価は堅調に推移していますが、逆に運用の難易度は高まているとも言え、今年は難しい1年になりそうです。
2021年2月8日

納得も得心もしている受益者たち―受益者の質もまたファンドの強さ

 

1月に発表された「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」の公式ページにファンドに対する投票者のコメントが掲載されました。毎回のことですが、これが非常に読みごたえがある。特にここ数年は、分析的なコメントが増えています。それは言い換えると、購入しているファンドに対して本当の意味で納得も得心もしている受益者が増えているということでしょう。やはり、そうした質の高い受益者に支えられているファンドは強いということを改めて実感しました。

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