サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2021年1月次運用報告が出たので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の1月の騰落率は+1.95%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+2.09%でした。ここ数カ月は参考指数を上回る好調な運用が続いていましたが、1月は若干のアンダーパフォームに終わりました。ただ、相場自体の堅調は続いており、とくにピクテは新興国株式と日本株式のオーバーウェイトを推奨しています。
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2021年2月18日
2021年2月16日
欲しいものは今すぐ買おう!―お金があっても“良いモノ”がなくなる時代がやってくる
2月15日、日経平均株価が30年ぶりに3万円台を回復しました。昨年後半からの株価上昇で、それこそ「寝ている間にお金が増える」という状態になっているは喜ばしい限りなのですが、その背後で恐ろしい事態が進行していることに気付きました。新型コロナウイルス禍で人々のライフスタイルが変化し、これまで当たり前のようにあった“良いモノ”を作る企業が姿を消そうとしているのです。もしかすると今後、お金があっても“良いモノ”がなくなる時代がやってくるかもしれません。だとするならば、欲しいものは今すぐ買うべき! そして、それをしっかりと手入れして長く愛用するようにしなければなりません。
2021年2月14日
GPIFはきちんと“利益確定”している
世界的な株価上昇で年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用も堅調に推移しています。期間収益がマイナスになると大々的に報道されるのに、プラス収益だとあまり話題にならないという気の毒な境遇のGPIFですが、最近は少しづつですが冷静な報道も増えてきました。ところが期間収益がプラスになったという報道が出ると、ネットニュースのコメント欄で盛んに書き込まれるのは「早く利確(利益確定)しろ!」という声。あるいは「評価上の含み益があるだけでは無意味」といった言葉です。では、GPIFは利益確定をまったくしていないのでしょうか。そんなことはありません。定期的にきちんと“利益確定”しているのです。
2021年2月11日
難しい1年が始まった―ひふみ投信の2021年1月の運用成績
サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2021年1月次運用報告書が出ました。1月の騰落率は+0.04%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+0.23%でした。純資産残高は1月29日段階で1403億円(前月は1403億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は6321億円(前月は6384億円)となりました。参考指数に対して若干アンダーパフォームし、ほぼ横ばいで推移しています。世界的に株価は堅調に推移していますが、逆に運用の難易度は高まているとも言え、今年は難しい1年になりそうです。
2021年2月8日
納得も得心もしている受益者たち―受益者の質もまたファンドの強さ
1月に発表された「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」の公式ページにファンドに対する投票者のコメントが掲載されました。毎回のことですが、これが非常に読みごたえがある。特にここ数年は、分析的なコメントが増えています。それは言い換えると、購入しているファンドに対して本当の意味で納得も得心もしている受益者が増えているということでしょう。やはり、そうした質の高い受益者に支えられているファンドは強いということを改めて実感しました。
2021年2月7日
GPIFの2020年10~12月の運用成績は+6.29%―やはり国際分散投資は強い
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2020年度第3四半期(10~12月)運用状況が発表されましたので定例ウオッチです。10~12月の期間収益率は+6.29%、帳簿上の運用益は+10兆3528億円でした。市場運用開始来の収益率は年率+3.37%となり、運用資産額は177兆7030億円と四半期ベースで過去最高を更新しました。
2020年度第3四半期運用状況(速報)(GPIF)
運用が好調だとメディアの注目度が低いのは相変わらずですが、やはり期間収益率+6%超で運用益10兆円以上とは、とんでもない数字です。“コロナ・ショック”から“コロナ・バブル”へと向かう中、いかに最近の市場が好調だったのかをうかが分かります。そして、それ以上に感じるのは、やはり“国際分散投資は強い”ということです。
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