サテライトポートフォリオで少しだけ保有しているピクテ・ジャパンの低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2025年12月次運用報告書の定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の2025年12月の騰落率は+1.47%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+1.99%でした。残念ながら12月も参考指数をアンダーパフォームしています。
12月の世界株式は、米国の利下げ観測の高まりで上昇基調で推移しました。途中にAI関連のハイテク銘柄に対する高値感が強まったことなどを背景に下落する局面もありましたが、米国の消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化したことで追加利下げの観測が出始めたことや、欧州中央銀行が経済見通しを上方修正したことなどが好感され、再び上げ基調となりました。業種別では、金融、素材、資本財・サービスなどが上昇しましたが、公益事業、不動産、ヘルスケアなどが下落しています。
さて、2026年がスタートしました。「iTrust」シリーズの受益者に配信される機関投資家向けレポート「Barometer」1月号によると、今年も当面は株式相場も底堅く推移するというのがピクテの見立てです。米国や中国で緩和的な金融政策が続けられていることや、経済環境が底堅いことが背景にあります。とくに新興国はドル安と金融緩和姿勢の両方の恩恵を受けているとして、ピクテは中国を含む新興国株式のオーバーウェイトを推奨しています。引き続き新興国への期待は大きいようです。
