近年、万年筆の値上げが著しいのですが、とくに国産メーカーの金ペンの価格上昇が大変なことになっています。プラチナ万年筆、パイロットに続いて、ついにセーラー万年筆も2月1日から大幅値上げです。どういうわけかセーラー万年筆の金ペンは1本も持っていなかったので、大幅値上げ前に駆け込みで購入してしまいました。選んだのは「プロフェッショナルギア」。世界でも数少ない21金ニブを体験してみたかったのです。そしてそれは、やはりさすがと唸る書き味でした。
金価格が歴史的な高騰を続けていこともあり、金ニブの万年筆の値上げが止まりません。とくにこれまで海外メーカーと比べると比較的こなれた価格で金ペンを販売していた日本メーカーが、ここにきて強烈な値上げを続けています。こうなると、いまのうちに気になる商品は手に入れておくしかありません。その一つが、今回購入したセーラー万年筆の「プロフェッショナルギア」です。
「プロフェッショナルギア」といえば、「プロフィット」シリーズと並ぶセーラー万年筆の看板商品ですが、やはり最大の特徴は世界でも数少ない21金ニブです。これまでメーカー希望小売価格(税込)は3万8500円でしたが、2月1日からなんと7万7000円と倍の価格に値上げされます。ちなみにプロフィットシリーズで21金ニブを搭載していた「プロフィット21」は在庫限り販売(廃番)となり、14金ニブの「プロフィットスタンダード」は2万2000円から4万4000円へと、こちらも倍の価格になります。他のメーカーも含めて、いよいよ金ペンは4万円台からという時代に入りました。
こうなると、セーラー万年筆の21金ニブの万年筆を手に入れるのは今しかないという判断になります。これまでもネット通販などでの実勢価格は2万円台中盤から3万円台前半でしたが、値上げ後は実勢価格も大幅に上昇することが間違いないからです。そこで以前から気になていた「プロフェッショナルギア」を探したところ、なんとYahoo!ショッピングで流通在庫品が2万円台で販売されているではないですか。これは買うしかないということになったのです。
こうして値上げ前の駆け込で購入した「プロフェッショナルギア」ですが、実際に使ってみて、さすがと唸りました。21金ニブによる書き味は、なんとも言えない“サラサラ”感です。もともとセーラー万年筆はサラサラとした書き味が特徴ですが、21金ニブによってさらに深みのある書き味となっています。また、あくまで個人的な好みですが、デザインも秀逸。ベスト型のデザインのため、バランス型デの「プロフィット」と比べると若干小ぶりとなり、それが瀟洒な雰囲気を生み出します。トリムなど軸の装飾も明らかに一格上の仕上げです。それでいて樹脂軸なので軽くて扱い易い。まさに使うときの実用性と満足感を両立した万年筆です。そんなわけで、手に入れてからすぐに私のペンケースの中で先発ローテーション入りしたのでした。
前述したしたようにセーラー万年筆は2月1日から大幅値上げになりますから、「プロフェッショナルギア」に限らず、同社の万年筆で欲しいものがあれば、いまのうちに買っておくべきでしょう。ちなみにYahoo!ショッピングだと「プロフィット21」もまだ2万円台の流通在庫品がありました。気になる人は検索してみてください。