先日、このブログでも少しふれましたが、健康診断で萎縮性胃炎と便潜血陽性の判定が出たので胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)と大腸内視鏡検査を受けてきました。幸いなことに特に異常は発見されませんでしたが、萎縮性胃炎があるため胃カメラは毎年受けるように医師から指導を受けました。私も来年で50歳を迎えるので、いよいよ健康リスクが高まっています。そうなると、健康管理に対してこれまで以上にお金も時間もかける必要があります。やはり最後の投資対象は“健康”なのです。
大腸内視鏡検査を受けるのは、ほぼ10年ぶりで、胃カメラは初めてでした。ただ、最近の内視鏡検査は進歩しており、麻酔をして受けるので、それこそ寝ている間にすべて終わってしまします。今回も胃カメラと大腸内視鏡検査を連続して受けたのですが、苦痛はまったくなし。本当に気が付いたら終わっているという感じです。
こんな簡単な検査ですが、癌などの早期発見には非常に有効な検査方法です。ところが、定期的に受診する人は意外と少ないのだとか。この問題に対して、ホリエモンこと堀江貴文さんが以前から警鐘を鳴らしています。
「なんで死ぬの」祖父を亡くしたホリエモンが警鐘を鳴らす“助かるはずの病”とは?(DIAMOND on-line)
「「なんで死ぬの」と怒りすら覚えた。もう、アホだなと。」というのは、いかにもホリエモンらしい露悪的な表現ですが、言わんとするところは納得できます。そして、堀江さんは近年、予防医療普及協会の理事を務めるなど健康問題に対して積極的にかかわってきました。これも非常に良く分かる話で、やはりどんなに金を稼いでも、やっぱり最後に大事になるのは健康な体だということ。
私も40代後半に入ってから、だんだんと体の不調を感じることが多くなったので、身に染みて分かります。結局、人生における最後の投資対象は、自分自身の“健康”ということです。どんなお金を作って、老後資金の準備も万全だとしても、早死にしては意味がありませんから。なので、私もこれからは定期的に胃カメラと大腸内視鏡検査を受信することにしました。
ちなみに、健康への投資といっても、それは怪しげな民間療法やサプリメントに頼ることではありません。それこそ胃カメラや大腸内視鏡検査といった標準医療の健康診断を定期的に受けるといった、当たり前のことを淡々と実行することです。それは地味で退屈なことですが、やっぱり最終的な効果は一番期待できる。地味で退屈なことをコツコツ続けることがいちばん効果的というは、株式投資と同じなのかもしれません。
【ご参考】

