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2025年9月21日

そろそろリバランスを検討中―2025年9月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績

 

SBI証券のオリジナルプランで拠出している個人型確定拠出年金(iDeCo)の9月買付(8月拠出分)の定例報告です。引き続き順調な相場を背景に、資産評価額は過去最高となっています。さすがに基本ポートフォリオの資産配分からの乖離が大きくなってきたので、そろそろリバランスを検討しています。

SBI証券のiDeCoオリジナルプランで買付けたファンド・商品は以下の通りです(カッコ内は信託報酬)。いつも通りのポートフォリオとなっています。

【個人型確定拠出年金(SBI証券iDeCoオリジナルプラン)】
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド」(0.16%)
「DCニッセイ外国株式インデックス」(0.09889%)
「EXE-i新興国株式ファンド」(0.086%+投資対象ETF信託報酬0.07%程度)
「EXE-i全世界中小型株式ファンド」(0.17%+投資対象ETF信託報酬0.058%程度)
「野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)」(0.14%)
「三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド」(0.34%)
「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」(0.27%以内)
「あおぞらDC定期」

9月も株価は好調に推移したことでiDeCo口座の評価額は9月20日段階で累積損益率が+89.4%となり、過去最高を更新しました。累積ベースでは外国株式の増加が著しく、最近は日本株式も大幅な上昇となっています。また、円安の効果もあって外国債券も悪くない成績です。

順調に評価額が増加していますが、さすがに基本ポートフォリオの資産配分からの乖離が多きなってきました。特に外国株式は大幅なオーバーウェート状態。そろそろリバランスを実施しようかと検討中です。基本ポートフォリオ配分を定めての分散投資を行う場合、リバランスは非常に重要。まず、リスク過剰になるのを防ぐことが主目的では、副次的に“リバランス・ボーナス”期待できます。リバランスの意義と効能については最近、フィデリティ投信が分かりやすい解説をのウェブに載せていました。


ここではリバランスのメリットとデメリットも紹介されています。デメリットとして売却益に課税や売買手数料などコストが嵩むことを指摘していますが、やはり記事にあるようにiDeCo口座などスイッチングのための売買に手数料はかからず、非課税のため課税コストも発生しません。また、ライフプランの変更にともなうリアロケーションについても簡単に紹介されているので参考になるでしょう。私も今年で49歳となり、いよいよ50代が迫ってきました。そうなると60歳の定年まであまり時間がありません。いずれ大胆なリアロケーションも健闘しなければならないでしょう。その点でもiDeCo口座なら余計なコストが発生しないのですから、やはり老後資金を作るための運用としては、iDeCoというのは非常に有効な制度だと言えそうです。

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