SBI証券のオリジナルプランで拠出している個人型確定拠出年金(iDeCo)の4月買付(3月拠出分)の定例報告です。4月は米国のトランプ大統領による相互関税ショックで株価も大暴落し、iDeCoの評価額もかなり減りましたが、考えようによっては久しぶりの買い場到来とも言えます。それと、やはり分散投資の大切さが浮き彫りになったことも強調しておきたいと思います。
SBI証券のiDeCoオリジナルプランで買付けたファンド・商品は以下の通りです(カッコ内は信託報酬)。いつも通りのポートフォリオとなっています。
【個人型確定拠出年金(SBI証券iDeCoオリジナルプラン)】
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド」(0.16%)
「DCニッセイ外国株式インデックス」(0.09889%)
「EXE-i新興国株式ファンド」(0.096%+投資対象ETF信託報酬0.0705%程度)
「EXE-i全世界中小型株式ファンド」(0.18%+投資対象ETF信託報酬0.054%程度)
「野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)」(0.14%)
「三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド」(0.34%)
「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」(0.27%以内)
「あおぞらDC定期」
4月はトランプ関税ショックで株価も大きく下げたたため、iDeCoの評価額も4月19日段階で累積損益率が+57.0%と大きく下げています。ただ、iDeCo口座の資産は60歳になるまで引き出しができませんので、私の場合はまだ10年以上の運用期間があります。ですから、現段階での評価額にはあまり意味がありません。それよりも、しばらく下落相場が続いた方が、久しぶりの買い場になるともいえるのです。このあたりの積立投資の機微は、これまでも何度かブログで書いてきました。
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それともうひとつ、やはり分散投資は大切だということです。私の場合、iDeCo口座では株式と定期預金、債券を組み合わせたポートフォリオで運用しています。このため今回のような大暴落があっても、ポートフォリオ全体での打撃はいくぶんかましになります。近年、株式の好調が続き、一方で定期預金や債券の金利が低水準だったこともあり、株式オンリーでの運用を推奨する人が多かったのですが、本格的な下落に遭遇すれば、オーソドックスな株式+債券(もしくは定期預金)の分散投資の意味が見えてくるのです。