1月に購入したのはいつも通り以下のファンド。このうち、「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス」はVポイントを使っての少額購入。以前からやっている「クレカのポイントで世界の不動産に投資する」という夢のある企画です。
【NISA口座(つみたて投資枠)】
「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.0899% 信託財産留保額:なし)
【特定口座】
「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス」
(信託報酬:税抜0.27% 信託財産留保額:なし)
今年も積立額は前年から変化なく、やはりつみたて投資枠を使い切ることはできません。現在、NISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)の両方で積立投資を実践していて、このうちiDeCoには拠出限度額である月額2万3000円を投じています。私のような零細企業勤めにとって、そこからさらに上積みできる投資余力には限りがあるのです。ただ、カン・チュンドさんのブログを読んでいたら、なかなか鋭い指摘がありました。
特定口座で保有しているインデックスファンドを定額売却し、その分を上積みした金額でNISA口座で定額積立することで自動的に特定口座からNISA口座への資産の異動ができるという考え方です。特定口座の資産を売却すると課税コストがかかりますが、この点に関してカンさんは次のように指摘しています。
特定口座でファンドを持ち続けていても(売却時には)どのみち『課税』されるわけですから、(ちょっとヘンな日本語ですが、)より資産が大きくなる前に今よりも利益が膨らんでしまう前に、思い切って「課税されない箱」に資産を移して、手元の現預金と併せ、NISA口座の枠(1800万円)を粛々と埋めていく・・
なるほど、こういう割り切りは大事だと感じました。そこで私もこの方法で特定口座からNISA口座への資産を“移動”させるために工程表を作ろうと思います。というのも、今後は金融所得への課税が強化される可能性もあると思うので、いまのうちに非課税口座に資産を移しておくというのは、非常に重要なことだと思うからです。こういう“守り”の投資戦略こそ、庶民が投資する際にもっとも神経を使うべきところなのです。