サイト内検索
2024年12月29日

NISAのつみたて投資枠はたっぷり残っている―今月の積立投資(2024年12月NISA口座・特定口座)

 

12月の積立投資定例報告です。今年も無事に1年間、積立を継続することができました。今年からNISAのつみたて投資枠を使っての積立投資が始まりましたが、先日紹介した成長投資枠と異なり、こちらはたっぷりと枠を残しています。

12月に購入したのはいつも通り以下のファンド。このうち、「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス」はVポイントを使っての少額購入。以前からやっている「クレカのポイントで世界の不動産に投資する」という夢のある企画です。

【NISA口座(つみたて投資枠)】
「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.0899% 信託財産留保額:なし)
【特定口座】
「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス」
(信託報酬:税抜0.27% 信託財産留保額:なし)

NISAのつみたて投資枠は年間120万円ですが、まったく埋め切れていません。というのも私は現在、NISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)の両方で積立投資を実践していて、このうちiDeCoには拠出限度額である月額2万3000円を投じています。私のような零細企業勤めにとって、そこからさらに上積みできる投資余力には限りがありますから、どうしてもNISAのつみたて投資枠を使い切るような金額を積み立てることはできません。

それでいいのです。何度も書きますが、たとえ優遇税制口座だとしても個人投資家が投資枠を埋めることにこだわるのは危険なことです。自分のリスク許容度の範囲内で投資することは当然として、さらに実際のキャッシュフローを考慮しながら、投資は家計を圧迫しない程度の金額にとどめておくことが大切。いくら投資効率が高まったとしても、家計のキャッシュフローが圧迫されてQOLが低下するようでは、その投資戦略に持続性がありません。

とにかく投資は、無理のない範囲でやることが長く続けるためのコツです。実際のところ、普通の人が年間120万円も積立投資に資金を回すのは難しいのでは。恐らくつみたて投資枠を使い切れずに残している人も多いはず。でも、それでOK。投資効率を第一に考えるのは、手数料をもらって他人の金を運用しているプロ投資家であって、個人投資家は投資効率を考え過ぎず、無理のない範囲で持続的な投資を心掛けるのが本筋なのです。

関連コンテンツ