2022年1月10日

今年は生命保険を研究する―保険は必要に応じて“付き合う”もの

 

早いもので娘が生まれて2カ月になりました。赤ちゃんの成長というのは驚くべきもので、日に日に体が大きくなっていきます。とにかく健康に育ってくれればという思いしかありません。それと同時に、やはり万が一に備えようという気持ちも強くなります。そこで子供のために今年は生命保険の研究をしようと思います。

私は独身生活が長かったこともあり、これまで保険にはほとんど加入してきませんでした。せいぜい少額の個人年金保険に加入しているぐらいです(これは課税控除枠を有効活用するためです)。しかし、子供が生まれたことで、そろそろ生命保険への加入を真剣に考えています。

投資クラスタの間では、ときおり生命保険に対して否定的な発言をする人もいるのですが、単純に保険を全否定するのは浅い考えです。そもそも投資と保険は目的がまったく別なので比較するべきものではありません。問題なのは目的を理解せずに利用することと、必要以上に加入してしまうことです。自分や家族にとって必要な保障を見極めて加入すれば、保険というのは万が一のリスクに備えることのできる素晴らしい仕組みです。

だから“ミスター生保”こと出口治朗さんは「生命保険との付き合い方」という言い方をしています。これはじつに適切な言い回しで、まさに生命保険というのは各人がそれぞれの必要に応じて商品が提供する保障内容を吟味しながら取捨選択して“付き合う”ものなわけです。

ということで、これからしばらく娘のために生命保険の研究をすることにしました。とりあえず以前に読んだ出口さんの著書『生命保険との付き合い方』を再読します。これは素晴らしい生命保険入門書だからです。以前にブログでも紹介しました。



いま自分と家族にとって必要な保険とは何なにか。そうした根本的なことをじっくりと吟味して適切な商品を選びたい。その上で、具体的な商品の探索と選択を進めたいと思います。そうやって子供のためにリスクをヘッジしていくことは、親としての当然の責任だと思うのです。

ちなみに読者でお子さんのいる方は、みんさんどんな生命保険に加入していますか。お勧めの生命保険などがあれば、ぜひ教えて欲しいと思います。

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