2021年2月1日

Pontaポイントも密かに貯めています―三菱UFJ銀行がPontaポイント付与へ


三菱UFJ銀行が2021年6月1日から新たにポイント付与サービスを導入します。


口座の利用状況に応じてPontaポイントが付与されることに。私は三菱UFJ銀行をメイン口座に使っており、また密かにPontaポイントも貯めているので、今回のサービス導入はなかなか興味深いです。

取引状況に応じてポイントを付与するというのは証券会社ではかなり一般的なのですが、ここにきて銀行も同様のサービスを導入し始めました。こういった取り組みに対して最も保守的とみられてた三菱UFJ銀行さえも導入に踏み切ったということは、やはり今後のスタンダードとなっていくのでしょう。

もっとも、今回の新サービス導入はPontaポイントの付与というメリットがある一方で、提携コンビニATMでの出金やインターネットバンキングによる他行振込の際の手数料無料回数や適用条件が改悪されています。また、2021年7月1日以降に新規開設した口座で、その後2年以上出入金など取引がない口座に対しては未利用口座管理手数料(年額1200円)が新設されてました。

大きな枠組みで見ると、基本的に取引レベルの低い契約者にとってはサービス改悪でしょう。その代わり、メイン口座として使っている契約者に対してはPontaポイントで還元するということです。これは以前にも書いたことですが、金融機関のお得なサービスをフリーライダー的に利用することは今後ますます難しい時代となっています。結局、金融機関側も収益性が低下していますから、メイン口座として利用してくれる顧客に対してだけお得なサービスを提供するようになるわけです。

ちなみに私自身は三菱UFJ銀行をメイン口座として使っているので、新サービスによってそれなりのPontaポイントが貰えそうです。じつは私、Pontaポイントも密かに貯めていました。というのも、私はURの団地に住んでいるのですが、家賃支払いでPontaポイントが付与されるのです。そのため、知らない間にPontaポイントが貯まっていて、ときおりローソンなどで買い物をする際に活用しています。

私のように三菱UFJ銀行をメイン口座として使い、Pontaポイントを集めている人にとっては今回の新サービス導入は、ちょっとだけ嬉しいことかもしれません。

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