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2020年10月31日

SBI証券が11月1日から「信託報酬還元キャンペーン」を実施

 
SBI証券でインデックスファンドを保有している個人投資家にちょっとお得なお知らせです。11月1日~30日まで「信託報酬還元キャンペーン」を実施します。


こういったサービスは、実際に還元される金額の多寡は別として、やはりうれしいものです。証券会社として長期投資や低コストファンドを広めようとする姿勢に好感を持ちました。

今回のキャンペーンは、対象ファンドの保有者に対して、信託報酬の販売会社の取り分から投信マイレージサービスによるポイント付与分を控除した金額をキャッシュバックするというもの(要エントリー)。ちなみに、対象ファンドは以下の通りです。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・バンガード・S&P500)
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim新興国株式インデックス
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
iFree NYダウ・インデックス
楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ TOPIXインデックスファンド

ほとんどのインデックス投資家は、これらファンドの1つや2つは保有しているのではないでしょうか。ちなみに私はeMAXIS Slim新興国株式インデックスと<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを保有しているので、今回のキャンペーンの恩恵にあずかることができます。

もちろん、キャッシュバックされるのは信託報酬のうち販売会社の取り分に相当するものから投信マイレージサービスによるポイント付与分を控除した金額ですから、実際は微々たるものでしょう。例えば<購入・換金手数料なし>ニッセイ TOPIXインデックスファンドの信託報酬における販売会社の取り分は税抜0.03825%にすぎません。

とはいえ、販売会社がこうした形で少しでもファンド保有者にコストを還元しようとする姿勢には好感を持ちます。なにより、極めて低コストなインデックスファンドをキャンペーン対象としたことで、これら低コストファンドの普及にもつながるでしょう。

最近はネット証券の競争が一段と激化していますが、その中でSBI証券の長期投資家獲得への意気込みを感じさせるキャンペーンと言えるでしょう。SBI証券で対象ファンドを保有している個人投資家は、ぜひエントリーしてみてください。私ももちろんエントリーします。

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