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2020年10月9日

久しぶりに個別株ポートフォリオを組み替えへ―NTTドコモ株を市場で売却

 









先日、保有していたNTTドコモの株を市場で売却しました。ご存知の通り、NTTがNTTドコモをTOBすることになったからです。TOBによるプレミアムもあって、かなり大きな利益が出たのですが、一抹の寂しさも。NTTドコモは私の個別株ポートフォリオの主力銘柄であり、それこそ永久保有を考えていたからです。そして、NTTドコモ株の売却益も含めて、久しぶりに個別株ポートフォリオを大きく組み替えることになります。

既に報道されているように、NTTがNTTドコモをTOBすることになりました。TOBによる買付価格は1株3900円ですから、十分にTOBによるプレミアムもついた価格です。ただ、TOBに応募して売却するには、NTTが指定している三菱UFJモルガンスタンレー証券に株式を移管する必要があります。また、売却代金の支払いもTOB成立後ですから、かなり先になりまます。

いまさら新しく証券口座を開いたり、株式を移管したりするのは面倒。そこで通常の市場で売却することにしました。TOB価格よりは少し低い価格での売却となりますが、それによって生じるロスは手間賃のようなものなので気にしません。それでも私の平均取得価格は1500円程度でしたから、かなり大きな利益確定となりました。

それなりに利益が出たので良かったのですが、やはりちょっと寂しい思いもあります。NTTドコモは私の個別株ポートフォリオの主力銘柄の一つであり、それこそ“資産株”として長期保有を決めていた銘柄だったからです。今後も安定した成長と配当を期待していた銘柄だったので、こういった形で手放すというのは、やや不本意でした。まあ、今後の成長が期待できるからこそNTTもTOBを決め、その成長を取り込むことを決めたのでしょう。その意味では、私の銘柄選択は成功だったということになりそうです。

さて、NTTドコモを売却したことで個別株ポートフォリオを組み替えなければなりません。NTTドコモ売却で得た資金で、今度はどの株を買おうかと思案中。これはこれで楽しい作業です。焦らずに、じっくりと検討したいと思います。

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