2020年3月20日

どこまで下落を抑えることができるか―「iTrust世界株式」の2020年2月の運用成績



世界の株式市場が引き続きジェットコースターのような状態が続いています。最近はもう感覚がマヒしてしまい、大型暴落があっても驚かなくなっているのだから、いい加減なものです。そんな中、サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2020年2月次運用報告が出ていました。「iTrust世界株式」の2月の騰落率は-7.62%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は-7.76%でした。わずかですが参考指数をアウトパフォームしています。3月に入ってから株価は一段の暴落となっていますから、「iTrust」としても、ここからどれだけ下落を抑えることができるかがアクティブファンドとして腕の見せ所となりそうです。

2月は月後半から新型コロナウイルス感染症の世界的拡大が始まったことで株価は急落しました。とくにエネルギーや情報技術、資本財サービスなどのセクターお下落が大きく、ヘルスケアなどは比較的小幅な下落にとどまりました。ただ、今から考えるとこの段階では“コロナ・ショック”もまだ序の口でした。それからもひどい相場が続いており、「iTrust」の基準価額も大幅な下落となっています。こういった展開となると、あとはどれだけ下落幅を抑えることができるかがアクティブファンドの腕の見せ所でしょう。

ところで、ピクテ投信投資顧問はコロナ・ショックが始まってからウェブサイトで矢継ぎ早に情報提供を行っており、なかなか興味深い解説動画を次々とアップしています。いくつか興味深かったものを紹介します。









パニック相場になる中で、個人投資家に向けてこういった情報提供を行うのは運用会社として非常に重要なことだと思います。とくに動画を活用する方法はこれからますます加速するでしょう。その面でピクテ投信投資顧問はかなり先進的に思えます。せっかくの3連休ですが、街は新型コロナウイルス感染防止のための自粛モードですから、せめて動画でも見て頭の整理でもしようと思います。

【ご参考】
ピクテ投信投資顧問の「iTrust」シリーズはネット証券を含む販売会社で購入できるほか、「iTrust世界株式」と「iTrust日本株式」は楽天証券やカブドットコム証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)プランにもラインアップされています。⇒楽天証券確定拠出年金プランauカブコム証券確定拠出年金プラン

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