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2019年2月16日

家庭を持って改めて“ほったらかし投資”の偉大さを知る



新婚生活が始まって約2週間が経ちました。なんだかあっという間で、不思議な感覚です。楽しくもあり、忙しくもあり、すべての経験が新鮮。40歳を過ぎてからこのような経験をすることになるとは想像もしていませんでした。そして、家庭を持って改めて“ほったらかし投資”の偉大さを知るのでした。

独身時代の気楽な実家暮らしと異なり、家庭を持ったことでいろいろと家事をすることが増えました。夫婦共働きなのでなおさらです。最近は仕事帰りにスーパーに立ち寄って夕食の買い物をしたり、家ではお風呂掃除や洗い物を手伝っています。とにかく忙しい。残業したりで帰りが遅くなるとなおさらです。おかげで最近は株式相場なんかを見る機会がめっきり減りました。

こうなってくると改めてインデックスファンドを自動的に積立投資する、あるいはETFや個別株を単純にバイ&ホールドするだけという“ほったらかし投資”の偉大さがわかります。普通のサラリーマンが家庭を持った場合、“ほったらかし投資”しか選択肢がないというのが現実だったのです。相場をウオッチしている暇があったら、買い物に行って、お風呂掃除をし、洗い物を手伝わなければならないのですから。

はっきり言って今まで“ほったらかし投資”の本当の凄さを理解していませんでした。独身生活だと自分の時間がたっぷりあるからです。よく“ほったらかし投資”を推奨する人は「相場に張り付いている暇があるなら、もっと別の事に時間を使うべき」と言います。これは単なる意識高い系の発言ではなかったのです。家庭を持てば、相場を見ているよりも先にしなければならないことが山積みだという現実問題があったわけです。

それでも、今日こうして仕事と家事に忙殺されている間も、私の資金は世界中の株式と債券に投資され、さらに自動的に新規の資金も市場に投じてくれています。やはりそれは凄いことです。買い物に行ったり、お風呂掃除をしたり、洗い物をすることと投資が同時並行で行われる。それこそが“投資の生活化”であり“生活の投資活動化”でしょう。ここに“ほったらかし投資”の真髄があるのだということを改めて実感するのでした。

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