2017年9月27日

「つみたてNISA」対象ファンドは「キャプテン翼」のワールドジュニアユース編のようなもの



SBI証券が来年からスタートする「つみたてNISA」の取り扱い予定商品ラインアップを発表しています。

つみたてNISAの取扱商品(予定)(SBI証券)

あらためて眺めてみると、じつに素晴らしいラインアップとなります。「つみたてNISA」は対象商品に信託報酬の上限が設定されるなど厳しい規制があるわけですが、それをクリアした商品ですから、どれを選んでも大きな間違いになりません。そこでふとアホなことを思いつきました。これって「キャプテン翼」のワールドジュニアユース編みたいなものではないかと。

ご存じ「キャプテン翼」はある年齢以上の世代にとっては知る人ぞ知るサッカー漫画の金字塔。主人公たちは中学編で中学生全国大会を戦った後に、各中学のエースが選抜されてワールドジュニアユース大会を戦います。全日本ジュニアユースチームの凄いところは、翼くんや日向くんだけでなく、ほとんどのメンバーが必殺シュートを持っていたことです。

これも懐かしい話ですが、テクモから出たファミコンソフトに「キャプテン翼」があります。サッカーゲームでありながらコマンド入力方式でゲームを進行させるリアルタイムシミュレーションという画期的なシステムでした。これが面白いぐらいに漫画でのサッカーの試合展開を再現できていて、子供ながらに熱中したものです。そして、当然ながらそこでも必殺シュートのコマンドがあり、これをだすと普通のキーパーは、まず止めることができません。

テクモのゲームでは中学生編とジュニアユース編をプレイできるのですが、ジュニアユース編が凄かった。チームのメンバーのほとんどが必殺シュートを持っている。中学生編で苦しめられたライバルチームのエースがチームメートになるのですから楽しくないわけがない。私の場合、試合の前半で松山くんのイーグルショットや早田くんのカミソリシュート、立花兄弟のスカイラブハリケーンを出して相手チームのキーパーのガッツ(ライフポイントみたいなもの。これがなくなるとコマンド動作の能力が低下する)を削って、勝負所で翼くんのドライブシュートや日向くんのタイガーショットで決めるというのが勝ちパターンでした。

そして、ジュニアユース編の面白いところは、スタメンや途中交代で選手を入れ替えても、やっぱり投入した選手が必殺シュートを持っていること。つまり、どのメンバーを選んでも必殺シュート連発で試合を組み立てることができるのです。「やっぱ、全日本はスゲー」と思ったものです(その代わり、対戦する海外の代表チームも複数の必殺シュート持ち選手がいて、連発されます。そこは若島津くんが三角跳び連発で止めるしかない。「キエエェェェェ~~~」)。

ここで「つみたてNISA」の話。「つみたてNISA」対象ファンドというのは、この「キャプテン翼」のジュニアユースチームのようなものでは。つまり、全員が"コストが安い"という必殺シュートを持っているのです。だから、どんなメンバーでスタメンを組んでも、それなりにゲームを組み立てることができる。もちろん翼くんや日向くんのように最強の必殺シュートを持つ商品に注目するのは当然ですが、それ以外のメンバーも文字通りエース級なのです。

そこでちょっと気になる存在も。それは「世界経済インデックスファンド」「SMT世界経済インデックスファンド」「<購入・換金手数料なし>ニッセイインデックスバランスファンド4資産均等型」といった債券が多めに組み入れられたバランスファンドです。「つみたてNISA」は株式投資を原則とする制度ですから、債券のみに投資するファンドは対象商品として認められません。その意味で、債券を比較的多く組み入れたこれらバランスファンドの存在というのは、ちょっと貴重なのです。

確かに債券を組み入れることで期待リターンは低下するでしょう。おまけにコストも最安値というわけでなく、どちらかと言うと割高な部類です。その意味で「必殺シュート」が弱い、あるいは持っていないともいえる。でも、こういう商品が意外とポイントになるのでは。それこそ下落相場という相手チームの必殺シュート連発に対して最後に持ちこたえるのは、こういった債券を含むファンドのような気がします。それは「キャプテン翼」でいうならば、石崎くんのようなもの。若林くん曰く「イザという時はきっとやってくれる男」として、代表チームには欠かせない存在ですから。

※YouTubeを検索していたら、懐かしい映像がアップされていました。

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