2017年9月25日

インデックスファンドシリーズ特別サイトのコラムや読み物は面白いし、勉強になるよ



低コストインデックスファンドシリーズは商業メディアを使った宣伝広告にお金をかけることができないので、自前の特別サイトなどを通じてプロモーションするのが一般的です。このため案外と充実したコンテンツが用意されています。とくに読み物やコラムは軽いものから本格的なものまでそろっています。最近では大和証券投資信託委託の「iFree」特別サイトに掲載されているコラムがいい出来です。

思わず人に話したくなる資産運用の話(大和証券投資信託委託「iFree」)

こういうのを読むのは面白いし、勉強にもなります。ほかにも素晴らしい読み物を用意している特別サイトがあるので、紹介したいと思います。

「iFree」特別サイトの「思わず人に話したくなる資産運用の話」は金融ジャーナリストの鈴木雅光さんが執筆しており、投資信託や資産形成にまつわるこぼれ話といった風で、読んでいて肩がこらなくていい。それでいて歴史的な蘊蓄があったり、なぜ「貯蓄から資産形成へ」が必要なのかといった本質的な指摘もあって読み応えもあります。まだ4回しか掲載されていませんが、ぜひ今後もこの調子で充実した内容をアップして欲しいと思いました。

こうした読み応えのあるコラムや読み物は、他のインデックスファンドシリーズ特別サイトにもたくさんあります。これが意外と勉強になる。投資信託や投資に関する基本的な知識をきちんと説明してくれているのです。私もインデックス投資を始めた頃は、こうした読み物やコラムを熟読したものです。せっかくなのでいくつか紹介しましょう。

インデックスなび(三井住友トラスト・アセットマネジメント「SMTインデックスシリーズ」)

知っ得?納っ得!(SBIアセットマネジメント「EXE-i」)

インデックスファンド活用術(野村アセットマネジメント「Funds-i」)

それぞれ特徴があります。「SMT」のコラムはインデックス運用の仕組みや指数についてかなり詳しく紹介していますし、「EXE-i」のコラムはETFに関する解説が充実しています。そしてコンテンツの厚みという点では「Fund-i」特別サイトが他社を圧倒する充実度。とくにコラム「鵜目鷹目」は完全に上級者向けの内容です。以前は熟読していたのですが、最近はすっかり更新が止まっているのが残念でなりません。

最近は個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入対象者拡大や「つみたてNISA」制度の登場などでインデックス投資への関心が高まっています。インデックス投資について勉強しようと考えている人も多いはず。そんな時、こういった運用会社が用意してくれている良質な無料コンテンツも活用してみてはいかがでしょう。ちなみに今回紹介したコラムの内容をすべて理解できるようになれば、その人は少なくとも知識の面ではインデックス投資上級者ですよ。

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