2017年4月25日

松井証券はコア&サテライト戦略でも最強じゃない?―「ひふみプラス」「eMAXIS Slim」など31商品を取扱開始



既に何人かの投信ブロガーさんが報告していますが、松井証券が4月24日から新たに「ひふみプラス」や「eMAXIS Slim」など低コストなインデックスファンドとアクティブファンド31商品の取り扱いを開始しました。

【投資信託】ひふみプラスやeMAXIS Slimなど31銘柄を取扱開始します(松井証券)

新規取扱ファンドの一覧を見て唸りました。インデックスファンドもアクティブファンドも、とにかく徹底的に低コストファンドにこだわっている。インデックスファンドだろうがアクティブファンドだろうが、やはりファンド選びの最初の基準はコストだという思想が徹底していて、実に良心的です。さらにユニークなアクティブファンドがラインアップに加わったことで、コアポートフォリオをインデックスファンドでガッチリと固め、サテライトポートフォリオで気に入ったアクティブファンドを保有するという「コア&サテライト戦略」を実践する場合も、松井証券は非常に便利な証券会社となります。

今回、松井証券が新たに取り扱いを開始した31ファンドは以下の通りです。



「eMAXIS Slim」「たわらノーロード」「野村インデックスファンド」から個性的なファンドが追加されました。さらにアクティブファンドでは「たわらノーロードplus」といったスマートベータファンド、そして「ひふみプラス」、「ひとくふう」シリーズ、「iTrust」シリーズ、「ノーロード明治安田」シリーズが加わりました。「DLIBJ公社債オープン」を追加しているのも実に渋い選択です。いずれも個性的あるいは極めて低コストなアクティブファンドです。

もともと松井証券の投資信託販売「投信工房」は、徹底して低コストファンドにこだわったラインアップ、ロボ・アドバイザーによるポートフォリオ作成支援、独自の「リバランス積立」や「毎日積立」など多様な積み立て方式への対応などでインデックス投資をする場合に非常に便利な証券会社として急速に注目を集めました。ボッタクリの商品が最初から排除されているので、インデックス投資初心者でも安心して利用できる証券会社だと思います。
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今回、さらに低コストなインデックスファンドを拡充した上で、アクティブファンドでもユニークもしくは低コストなファンドがラインアップに加わりました。これによってオーソドックスなインデックス投資だけでなく、やや中級者向けの「コア&サテライト戦略」を実践する場合でも極めて便利です。「ひふみプラス」は色々な意味で話題のファンドですし、「iTrust」は受益者専用サイト「iInfo」による情報発信が面白い。「ひとくふう」と「ノーロード明治安田」はアクティブファンドとしては群を抜く低コストが注目です。「DLIBJ公社債オープン」は地味ですが、比較的良質な公社債ファンドとして知る人ぞ知るファンドです。こうしたファンドをポートフォリオの味付けとして少しだけ保有するというのは、それはそれでひとつの面白い戦略なのです(もちろん、リターンが向上するとは限りませんが)。

さらに松井証券は個別株やETFの売買手数料も安い。1日の約定代金が10万円以下なら売買手数料は無料という太っ腹です。これを活用すればETFも低コストで購入できますし、さらに投資上級者がサテライトポートフォリに個別株を組み込むといった場合にも売買手数料を抑えながら買付ができる。もちろん投資“超”上級者向けに信用取引や先物・オプション取引ができるのは他の証券会社と変わりません(このあたりは、あくまで趣味の範囲にとどめましょう)。そういう意味では、松井証券は投資信託からETF、個別株まで含めて投資の初心者から“超”上級者まで実に便利に、そして安心して利用できる証券会社といえるでしょう。

特にインデックス投資初心者が投資を始める場合、どのファンドを選んでも基本的に低コストファンドですから、商品選択で間違いが起こらない。そして少し投資に慣れてきて、アクティブファンドにも興味がわいてきたとしても、やはり低コストなファンドの中から商品を選択できるランアップになっています。これは他社にない特徴です。他のネット証券は低コストなファンドを販売する一方で、アクティブファンドを中心にあいかわらず高コストな商品が多数ラインアップされているという玉石混交の状態にありますから。

今回の投資信託ラインアップ拡充で、松井証券の「投信工房」は一段とパワーアップしました。インデックス投資だけでなく「コア&サテライト戦略」による投資を行う場合も、最強の証券会社に名乗りを上げたと言えそうです。私は既にSBI証券やマネックス証券、カブドットコム証券などネット証券を複数使っているので、いまから新たに松井証券に口座を開くというのはちょっと躊躇するのですが、もし今から投資を始めるなら、恐らく松井証券で口座を開いたと思います。それほど投資家にとって便利で良心的なシステムとラインアップがそろっていると感じるからです。引き続き松井証券の取り組みには注目したいと思います。

【ご参考】
松井証券の口座はネットから無料で簡単に開設できます。⇒松井証券『投信工房』
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