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2016年12月26日

バイ&ホールドの有効性が鮮明だった1年―今月の積立投資(2016年12月特定口座)



今年最後となる積立投資を実行しました。積立だけでなく、投資全体としても今年最後の入金・買付となります。年初から冴えない相場が続いたことで含み損となっているファンドが多かったのですが、“トランプ・ラリー”のおかげで、特定口座で保有するすべてのファンドがプラ転しています。本当に今年の相場は、バイ&ホールド、そして積立投資の有効性が鮮明だった1年だとしみじみ感じています。


今月、買い付けたのは以下のファンドです。

【特定口座(SBI証券)】
ニッセイ日経225インデックスファンド
(信託報酬:税抜0.25% 信託財産留保額:なし)
<購入・換金時手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
(信託報酬:税抜0.2% 信託財産留保額:なし)
eMAXIS新興国株式インデックス
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
Funds-i新興国債券・為替ヘッジ型
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
世界経済インデックスファンド
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.1%)
iTrust世界株式
(信託報酬:税抜0.89% 信託財産留保額:なし)

【特定口座(三菱東京UFJ銀行)】
eMAXISバランス(8資産均等型)
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.15%)

11月に続いて12月もここまでは全てのファンドが含み益の状態になっていますから、相変わらず“トランプ・ラリー”の威力は強烈。ただ、上げ相場では積立投資を続けることで平均買付価格も上昇しますから、何となく寂しい気持ちになってしまうのが積立投資という方法の奇妙なところでしょう。

改めて今年1年の相場を振り返ると、国内外市場ともに年初から下落が続き、さらにBrexitショックやトランプ・ショックがあったわけですが、結局最後の2カ月間で年間のリターンのほとんどを弾き出した形です。こういう相場では、やはりバイ&ホールドと積立投資の威力が非常に分かりやすいし形で現れたと言えそう。実際に途中で一時的にでも相場から退出した人は、少しリターンを取り損なったかもしれません。

ただ、現在のような急激な上昇を描く相場というのも不気味なものです。ちょっとオーバーシュートしているような気がしないでもない。そうなると今後、大きな調整局面があっておかしくないのです。その意味では、2017年は今年以上に難しい相場環境になるのかもしれません。

いずれにしても相場の未来は予想できません。ということで、やはり淡々と積立を続けながらバイ&ホールドを維持していくことしか手は無さそうです。来年も気を引き締めて、リスク許容度に気を付けながらコツコツ投資を続けていきたいと思います。

【ご参考】
積立投資については様々な参考書がありますが、とくにカン・チュンドさんの『忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術』、星野泰平さんの『終わりで大きく儲かる「つみたて投資」』が分かりやすいです。

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