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2016年9月18日
これからは「iDeCo」と呼ぶよ―2016年9月の個人型確定拠出年金積立と運用成績
確定拠出年金普及・推進協議会などが募集していた個人型確定拠出年金(個人型DC)の愛称が「iDeCo」に決まりました。
個人型確定拠出年金制度愛称募集キャンペーン(確定拠出年金普及・推進協議会事務局)
英語表記のindividual-type Defined Contribution pension planの単語の一部を使って作った言葉だそうです。いろいろな感想があるようですが、個人的にはなかなかカッコいい愛称だと思います。ということで今回からこのブログでも個人型DCのことをiDeCoと呼んでいきたいと思います。9月もSBI証券で積み立てているiDeCoが無事に約定していました(8月拠出分)。ここにきて海外株式がちょっと下げている影響で、拠出来リターンは-2.17%となっています。
現在、買い付けているファンドは以下の通りです(カッコ内は信託報酬)。
【個人型確定拠出年金(SBI証券)】
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)(0.26%)
三井住友・DC外国債券インデックスファンド(0.21%)
三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド(0.52%)
ニッセイ日経225インデックスファンド(0.25%)
DCニッセイ外国株式インデックス(0.21%)
EXE-i新興国株式ファンド(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.142%程度)
EXE-iグローバル中小型株式ファンド(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.124%程度)
EXE-iグローバルREITファンド(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.138%程度)
今年は円高もあって冴えない相場が続いていますが、ここにきて先進国株式も様子がおかしくなってきました。やはり米国の利上げの影がちらついていますし、さすがに米国経済の好調にもリセッションの兆しがあるようです。一方、昨年までは散々のリターンだった新興国株式は堅調。だいぶ含み損も減ってきました。ただ、やはり米国が利上げすると新興国の株式は打撃を受けるだろうから、先行きは安心できません。相場というのは常に不安定なものだから、結局は幅広い分散しかリスクを低減する方法はないのです。
その点、SBI証券のiDeCoプランは、各資産カテゴリーに低コストなインデックスファンドが揃っているので、非常に使い勝手が良い。おまけに資産残高50万円以上で運営管理手数料も無料になるので大助かりです。我ながらSBI証券のプランに移換して大成功でした。この調子であと20年、積立を継続していきたいと思います。私が換金できるようになる20年後には、個人型確定拠出年金はどれくらい普及し、iDeCoという愛称もどれくらい一般的になっているのでしょうか。それもちょっと楽しみです。
【ご参考】
個人型確定拠出年金は金融機関によって手数料、商品ラインアップがまったく異なりますので、どの金融機関のプランに加入するのかが重要になります。現在、もっともお得なプランの金融機関はSBI証券と、9月下旬から加入受付を開始する楽天証券です。SBI証券は資産残高50万円以上で、楽天証券は同20万円以上で運営管理手数料が無料になり、商品ラインアップも低コストなインデックスファンドが揃っています。
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【追記】
現在はSBI証券、楽天証券、マネックス証券、イオン銀行、松井証券のiDeCoプランがいずれも運営管理手数料が無条件無料で低コストインデックスファンドをそろえています。iDeCoへの加入を検討している人は、これら金融機関のプランも研究することをお勧めします。いずれもネットから無料で資料請求できます。⇒SBI証券確定拠出年金プラン、楽天証券確定拠出年金プラン、イオン銀行確定拠出年金プラン、マネックス証券確定拠出年金プラン、松井証券確定拠出年金プラン
また、研究のために解説書を読むことも大事です。最新の情報を盛り込んだ解説書としては大江英樹さんの『はじめての確定拠出年金投資』山崎元さんの『確定拠出年金の教科書』を挙げておきます。