2016年8月10日

澤上さんには、いつまでも好き勝手に話してもらいたい



普段、楽しく読んでいるブログに澤上篤人さんのブログがあります。いつもの澤上節が全開で、ときに納得、ときに首を傾げたりと、いろいろと思うところの多い内容が退屈しませんでした。ところが最近、更新がぱたりと途絶えていました。どうしたことかと思っていると、意外なお知らせが。

お知らせ(澤上篤人の‘長期投資家’日記)

なんとなく寂しい感じを受けました。澤上さんには、いつまでも好き勝手に話してもらいたいという思いでいっぱいです。

お知らせは、さわかみ投信の社長で澤上さんの御子息でもある澤上龍氏の名前でアップされているのですが、どうもブログの内容とさわかみ投信の関係に誤解が生じていることがブログ運営方針見直しの理由のようです。私はさわかみ投信の受益者ではないので具体的な問題点は分からないのですが、なんとくな澤上さんが自由な発言を控えさせられているような印象を受け、会社の運営や親子関係などいろいろと事情があるのだろうなと感じました。

澤上さんについては、何度かセミナーなどを通じて実際に話しているのを聞いたことがあります。ときたま誤解を招く発言もあるのですが、それは投資入門者に対する“方便”だと理解すれば、そんなに悪気があるとも感じられませんでした。逆に、いつも楽しく話を聞いていました。なぜなら、いつだって方便は真理に至る大切な道しるべだからです。

ブログも同様で、やっぱり時に“それはちょっと…”と思わせる内容が含まれていましたが、それでも全体としてはいかにも澤上さんらしい言い方で世の中の個人投資家、長期投資家を応援しようという姿勢が明確で、とくに相場が混乱している時などは、それこそ澤上さんの“ごきげん”な話に勇気づけられた人も少なくなかったと思います。

最近では、いろいろと毀誉褒貶がある澤上さんですが、やっぱりその功績は偉大で、もし日本の投資信託の歴史が書かれたら、たぶん50ページ目ぐらいに澤上さんが1章を充てられて登場すると指摘する人もいます。なぜなら、澤上さんは日本で初めて販売会社に遠慮せずにモノを言えるファンドマネージャーだったからです。

だから、やっぱり澤上さんには、いつまでも好き勝手に話してもらいたい。澤上さんのように好き勝手言う人がいるから、業界全体の風通しが良くなるともいえるからです。現在、ブログの運営方針について調整を行っているそうですが、ぜひとも澤上さんらしい物言いが続くような形での再開を期待しています。
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