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2016年4月26日

自分の才能に目覚めました―ストレングス・ファインダーをやってみた



オフ会などでお世話になっているピヨママさんが「ストレングス・ファインダー」という面白いテストを紹介してくれました。

才能に目覚めよう(1) 書籍紹介(ピヨママの投資と家計と子育てと)
才能に目覚めよう(2) ピヨママの場合(同)
才能に目覚めよう(3) 続々と才能に目覚めてる(同)

ピヨママさんの記事にある通り、ブログやtwitterを通じて交流している多くの人が次々と才能に目覚めています。これは「乗るしかない、このビックウェーブに」ということで、遅ればせながら、さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かすを購入して、チャレンジしてみました。はたして私はどんな才能に目覚めるのでしょうか。

ストレングス・ファインダーは人が持つ資質を34個に分類し、その中でとくにその人の強みとなる資質5つをweb上のテストによって抽出してくれるものです。弱みを克服するのではなく、とことん強みを伸ばそう、そのためには自分の強み(才能)を明確化しようという、いかにもアメリカ的な発想は、それはそれで面白いです。というわけで早速、本に付いていた専用アクセスコードを使ってテストを受けてみました。なお、専用アクセスコードは個別コードが書籍についていますので、テストを受けるためには新品を購入する必要があります。



私の才能(強み)は、この5つ


テストの結果、私の才能(強み)は上から次の5つでした。

1.収集心
あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を惹かれるから集めるのです。
当たりすぎていて怖すぎます。私は昔からモノを集めるのが好きで、しかもモノを捨てることができないたちでした。とくに書籍や雑誌、資料など紙に書かれた情報を捨てることが苦手です。古本収集なんかもしているので、部屋の本棚周辺はまさにカオス。こんな状態です。



投資も同じで、ポートフォリオが異常に複雑になっている。とにかくいろいろな商品が欲しい。分散大好き人間として、個別株も1銘柄の株数を増やすよりも、保有銘柄数を増やす方が好みでした。なるほど、収集心丸出しです。ただ、この収集心というのは原文を見るとcollectではなくinputですから、モノだけではなく情報などを集めるのが好きだということ。たしかになにごとも情報通であろうと日夜、検索とかしちゃいます。こういった性格は自分の欠点だと思っていたのですが、才能だったんですね。

2.原点思考
あなたは過去を振り返ります。そこに答えがあるから過去を振り返ります。現在を理解するために、過去を振り返ります。あなたの見方からすると、現在は不安定で、訳の分からない喧騒が入り乱れています。現在が安定を取り戻すには、過ぎ去った時、つまり計画が立てられたときに心を向けてみる以外方法はありません。
これも鋭い。私は周囲からけっこう原理原則主義者だと思われているのですが、その原因はこの資質にあったわけです。自分では保守主義者だと思っているのですが、言うことがリベラルだと思われてしまうことも多い。それは、保守の基準となる過去が古すぎて、かえって普通の保守主義者からすると過激な改革論を唱えているように見えるのでしょう("夫婦別姓は日本の伝統だ"とかね)。投資でも、やたらと歴史のある会社の株が欲しくなる。

3.社交性
社交性のWooとはWinning Others Overの略、つまりほかの人を魅了することにつきます。あなたは知らない人と出会い、彼らにあなたを好きにさせることに挑戦するのが大好きです。あなたは知らない人を怖がることがめったにありません。むしろ、あなたは見知らぬ人に元気付けられます。あなたは彼らに惹かれるのです。あなたは彼らの名前を知り、質問をし、共通の関心事をみつけ出し、それによって会話を始め、関係を築きたいのです。
私は初対面の人と会って話をする機会の多い仕事をしているのですが、それがまったく苦になりません。もちろん最初は緊張しますが、数分も話をすれば、あとはスラスラと会話できます。知り合いがだれもいない会合やパーティーに出るのも気にならず、やっぱりすぐに打ち解けます。海外出張中に取引先が集まるパーティーに出ることも多いのですが、日本人は私一人だけというケースがあります。それでも、イタリア人、イギリス人、トルコ人、ブラジル人、アルゼンチン人、香港人、パキスタン人を相手に無茶苦茶な英語でしゃべりまくっていたことがありました。

4.コミュニケーション
あなたは説明すること、描写すること、進行役を務めること、人前で話すこと、書くことが好きです。これにはあなたの「コミュニケーション」の資質がよく現れています。アイデアは乾いた種に過ぎません。事実は、その時々に起こったことに過ぎません。あなたは、それに命を吹き込み、活力を与え、刺激的でいきいきとしたものにしなければならないと感じます。そこであなたは、「単なる事実」を「物語」に転換させて、それを上手に語ります。
子供時代はそれほど人前で話したりするのは得意ではなかったのですが、中学生のときに中二病を発症して文章を書く楽しさに目覚めてしまいました。そこから完全にはじけました。とにかく自分の考えていることを書いたり、話したりしたくてしょうがない。ブログでやたらと長い文章を書いているのも、この才能の表れなのかな? たんに中二病が悪化しているだけのような気もするけど。

5.最上志向
優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。自分自身のものか他の人のものかに関わらず、強みはあなたを魅了します。
昔から自分の得意なことにしか身が入らない性分でした。そういえば中学・高校時代の成績も得意科目は学年トップだったけど、苦手科目は赤点ばかり。子供時代から運動が苦手なので、スポーツにまったく興味がわかず、いまだに自分がプレーするスポーツの趣味は皆無です。でも、スポーツについての知識を収集し、評論したりするのは得意(収集心とコミュニケーションが発揮されている)。とにかく自分が得意な分野でしか勝負しないと。でも、これって才能が欠点に転化してしまっているのでは?

ちょっとバランスを欠いた人間のようです


ちょっと当たり過ぎていいて怖いです。そして、ピヨママさんが紹介していますが、同じシリーズのストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めようによると34の資質は、「実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考力」の4領域に分けられ、それぞれバランスが取れたチームが強みを発揮できるとか。



これを個人にも当てはめてみると、私の場合はこうなります。

実行力:なし
影響力:社交性、コミュニケーション、最上志向
人間関係構築力:なし
戦略的思考力:収集心、原点思考


ちょっとバランスを欠いた人間のようです。というか、影響力と戦略的思考力だけが肥大してるって、ヤバい人では? 戦略的思考で影響力を行使するって意味ですか? だとすると怖すぎる。どうやら私は、もしかしたらダークサイドに堕ちる才能を持っているのかもしれません。あまりに気になるので、ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めようも読んでみようと思います。

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