2016年3月21日

国内債券への投資を一時停止しました―2016年3月の個人型確定拠出年金積立と運用成績



3月は妹の結婚式でハワイに行ったりと、ここまで異常に忙しかったのですが、それでも自動的に投資を実行できるのが積立投資の良いところです。先週末に個人型確定拠出年金の積立と買付が無事に完了していました(2016年2月拠出分)。拠出開始来の運用成績は年利換算プラス0.57%となりました(3月21日現在)。前月までは絶賛含み損拡大中だったのですが、驚いたことに知らないうちにプラス転換していました。やはり積立投資はマイナス転落するのも早いけど、少し相場が回復するとプラス転換するのも早い。こうやって最終的には運用期間全体の平均的な利回りに収斂していくのです。さて、今月から積立商品を少し変更しています。国内債券インデックスファンドの買付を一時停止し、その分を新興国株式インデックスファンドの買付増額に回しました。

今回から個人型確定拠出年金口座で積立投資しているファンドは、以下の通りとなります(拠出額は毎月23,000円)。

【個人型確定拠出年金(琉球銀行)】
野村DC外国債券インデックスファンド
(信託報酬:税抜0.21%、信託財産留保額なし)
野村新興国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)
(信託報酬:税抜0.55%、信託財産留保額なし)
野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX
(信託報酬:税抜0.19%、信託財産留保額なし)
野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI
(信託報酬:税抜0.22%、信託財産留保額なし)
野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)
(信託報酬:税抜0.56%、信託財産留保額なし)
野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け)
(信託報酬:税抜0.53%、信託財産留保額なし)

前月まで買い付けていた野村DC国内債券インデックスファンド・NOMURA-BPI総合(信託報酬:税抜0.16%、信託財産留保額なし)への追加投資を停止し、その分を野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)の買付増額に回しています。理由のひとつは、自然なリバランスです。現在、確定拠出年金のポートフォリオに占める新興国株式の比率が暴落によって大きく低下しており、逆にマイナス金利導入で債券価格が急騰した国内債券の比率が急上昇しました。ともに目標とする配分から大きく乖離しています。そこでしばらくは国内債券ファンドの買付を止め、その分を新興国株式ファンドに回すことで、一種のノーセルリバランスを実施します。

もうひとつは、やはりマイナス金利の影響で国内債券の長期金利がマイナスになっていることが気になるから。現在は既発債の価格が上昇していますからトータルリターンはプラスとなっていますが、債券というのはいずれ償還が来ますので、債券ファンドはどれも償還された資金で新しい債券に乗り換える必要があります。この際にマイナス金利が長期化していると、債券投資の期待リターンも長期的にはマイナスになる可能性があります。もっとも、実際にどうなるのかは分かりません。日銀が高値で買い取り続ければ、マイナス金利でもリターンはプラスになりますから。いずれにしても、どうなるかよくわからない。よくわからないので、しばらくは様子見をかねて国内債券ファンドのへの投資を減額することにしました。

マイナス金利もそうなのですが、やはり投資は教科書通りにはいきません。いろいろ予想外の要素が次から次へと出てきます。結局、こうした予想不可能な投資環境に対して、個人投資家としては投資対象と投資タイミングを徹底的に分散するしか身を守る方法がありません。こんなときこそ、あまり突飛なことを考えずに、これまでの投資のペースを守ることに気をつけたいものです。

【ご参考】
個人型確定拠出年金は、国の制度であり、掛金全額が所得控除されるため課税繰り延べ効果による節税メリットが大きいなど資産形成にとって有力な選択肢のひとつです。ただ、金融機関によって手数料や運用商品のコストとラインアップがまったく異なりますので、どの金融機関で加入するのかという選択が重要になります。私は琉球銀行で個人型確定拠出年金を拠出していますが、これから新たに加入を検討している人にお薦め金融機関は以下の4金融機関です。

SBI証券確定拠出年金積立プラン(個人型401K)
スルガ銀行ドリームライフ401K
野村證券個人型確定拠出年金
りそな銀行個人型確定拠出年金プラン

運営管理手数料の安さならSBI証券スルガ銀行、運用商品の信託報酬の安さでは野村證券りそな銀行が優れます。個人型確定拠出年金への加入を検討するなら、それぞれ資料を取り寄せて比較してください。いずれも無料で資料を送ってくれます。

また、個人型確定拠出年金については竹川美奈子さんの金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術と岡本和久さんの自分でやさしく殖やせる 「確定拠出年金」最良の運用術が非常に参考になります。関心のある方は、こちらも一読をお薦めします。

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