2016年2月27日

「たわらノーロード」に新興国株式ファンドとスマートベータ戦略「たわらノーロードplus」3ファンドが登場



昨日、何気なくTwitterを見ていたら、フォローしているアウター・ガイさんがとっておきの情報をアップしてくれました。DIAMアセットマネジメントの低コストインデックスファンドシリーズ、たわらノーロードに待望の新興国株式ファンドが登場するそうです。さらにスマートベータ戦略ファンド「たわらノーロードplus」3本もローンチするとか。

たわらノーロードに新興国株式とスマートベータ戦略「plus」3本の計4本が追加(バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩く)

たわらノーロードに新興国株式ファンドが登場するらしいという情報は、すでに安房さんがブログで報告していました。

たわら新興国株式登場近い模様(海舟の中で資産設計を)

さすが皆さん、情報が早い。すっかり周回遅れですが、やはり注目の商品ですのでEDINETで有価証券届出書を確認しました。なんと、たわらノーロード新興国株式は信託報酬が驚きの年0.495%です。新興国株式に投資するインデックスファンドで、信託報酬が0.5%を下回ったというのは驚きです。さすが、みずほグループのDIAM、フィデューシャリー宣言は伊達ではありませんでした。

たわらノーロードと、たわらノーロードplusとして新たに設定されるのは、以下の4ファンドです(信託報酬はいずれも税抜)。設定日は、たわらノーロード新興国株式が2016年3月14日、たわらノーロードplusはいずれも2016年3月31日です。

たわらノーロード新興国株式
ベンチマーク:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
信託報酬:0.495%
信託財産留保額:0.3%

たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略
信託報酬:0.7%
信託財産留保額:0.1%

たわらノーロードplus先進国株式低ボラティリティ高配当戦略
信託報酬:0.85%
信託財産留保額:0.1%

たわらノーロードplus新興国株式低ボラティリティ高配当戦略
信託報酬:0.9%
信託財産留保額:0.3%

やはり注目は、たわらノーロード新興国株式でしょう。信託報酬0.495%というのは、三井住友・DC新興国株式インデックスファンドの0.56%や、野村インデックスファンド・新興国株式(愛称:Funds-i新興国株式)、eMAXIS新興国株式インデックス、SMT新興国株式インデックス・オープンの0.6%を大きく下回っており、一般販売されている新興国株式インデックスファンドでは最安値となります。また、ベンチマークが配当込の指数となっているのも分かりやすくて好感が持てます。

たわらノーロード新興国株式の登場で、新興国株式に投資するインデックスファンドを選ぶ場合、俄然、最有力候補となるでしょう。それくらいインパクトのあるコスト水準です。ただ、注意すべき点もあります。新興国への投資は、信託報酬以外のコストとして売買委託手数料や、その他手数料(保管費用、監査費用)が嵩張る傾向があり、純資産残高が小さいうちは、どうしても実質コストが高くなりがち。たわらノーロード新興国株式はマザーファンドの純資産残高が400億円を超えていますの、おそらくそれほど実質コストが割高になるとは考えにくいのですが、念のため最初の決算を確認するまでは購入や乗り換えを自重するというのもひとつの判断でしょう。

一方、たわらノーロードplusは、いま流行のスマートベータ戦略ファンドのようです。現段階では具体的にどういったスマートベータを採用しているのか中身が分かりませんが、やはり最近注目を集める最少分散ポートフォリオや低ボラティリティポートフォリオといったスマートベータを採用しているのでしょう。いずれにしても非常に興味深い。信託報酬はやや高めですが、関心を持つ人も多いのではないでしょうか。やはり要チェックの商品だと思います。

今回もDIAMの野心的な取り組みが目を引く商品ラインアップです。あくまで業界最安値の信託報酬水準を追求すると同時に、スマートベータ戦略など商品バリエーションも拡大することで個人投資家の多様なニーズに応えようとする姿勢が素晴らしい。どうやら2016年もDIAMがインデックスファンド分野で台風の眼であり続ける予感を感じずにはいられません。こうした積極的な動きが、さらに他の運用会社にまで波及するようだと、私たち個人投資家にとってますます有益な選択肢が広がり、それこそ嬉しい悲鳴を上げる機会が増えそうです。

なお、今回の4ファンドは、まずはSBI証券と楽天証券で販売される予定です。両証券ともネットから無料で簡単に口座開設ができます。⇒SBI証券楽天証券
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