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2016年2月24日
i-mizuho東南アジア株式インデックスをスポット購入
引き続きポートフォリオのリバランスを行っています。とくに新興国株式が理想とする配分からかなりアンダーウエートしているので、積立投資の設定を変更したのですが、さらにi-mizuho東南アジア株式インデックスをスポット購入しました。まえにもブログで紹介しましたが、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する新興国株式インデックスファンドは、どうしても中国・韓国・台湾のウエートが大きくなります。個人的に、もう少しこれら3カ国のウエートを減らしたうえでの分散投資がしたいので、東南アジア株式インデックスファンドをスポットで買うことで、相対的に3カ国のウエートを減らすようにしています。
i-mizuho東南アジア株式インデックスは、FTSEアセアン40インデックスに連動し、信託報酬0.63%(税抜)で東南アジア株式に投資できるファンドとして貴重な存在です。以前は販売会社が、みずほ銀行とみずほ証券に限られていたり、信託期間が無期限でなかったりと、いろいろ使い勝手が悪かった。私は、みずほ銀行にわざわざ口座を作ってまでして購入していました。でも、最近ではSBI証券やカブドットコム証券、マネックス証券などネット証券でも販売が始まり、信託期間も無期限されたことで安心して購入・保有できる個性派インデックスファンドとなりました。
それにしても久しぶりに購入したのですが、改めて見るとすさまじい暴落ぶりです。基準価額も1万円を切りました(2月23日現在)。それだけ昨年からの新興国の低迷が大きかったということです。ただ、あくまで個人的な相場感ですが、そろそろ新興国株式も底入れのような気がします。最近、ドル安傾向が続いていますが、だいたいドル安になると新興国に資金が流入するケースが多いですから。中国に対する不安が大きいとなると、意外と狙い目は東南アジアなのかもしれません。そういえば広瀬隆雄さんも2016年は新興国のオーバーウエートを推奨していましたし、最近読んだピクテの機関投資家向けレポートでも新興国株式はかなり割安だとしてオーバーウエートを推奨していました。しかし、そういった分析もあくまで予想ですから、参考程度に見ておけばいいでしょう。今回のスポット購入も、あくまで自然なリバランスとして行っています。
それと、ちょっとだけ儲けものだったこともあります。私はi-mizuhoをみずほ銀行で保有・購入しているのですが、みずほ銀行では2016年1月12日~2016年3月31日まで、資産運用ロボット「SMART FOLIO」アンケートに答えて現金プレゼントキャンペーンを実施中です。SMART FOLIOを試してアンケートに答えると、抽せんで100人に現金2万円が当たります(ただし、みずほ銀行の口座が必要)。また、みずほ銀行投資信託口座開設アプリか、みずほダイレクト[インターネットバンキング]から投資信託口座を開設すると抽せん口数が5倍になり、はずれた場合ももれなく現金200円がもらえます。あるいは、みずほダイレクト[インターネットバンキング]でインターネット専用投信を5,000円以上購入すると抽せん口数は10倍となり、はずれた場合ももれなく現金500円がもらえます。
そういうわけで今回、アンケートに答えてからi-mizuho東南アジア株式インデックスを購入しました。とりあえず500円はもらえる権利を得たわけです。もし、みずほ銀行で投資信託口座を持っていて、私と同じようにファンドを買おうと思っている人がいたなら、キャンペーンを活用するのもいいかもしれません。
【ご参考】
東南アジア株式のウエートを高めることで新興国株式投資の分散度を高めるというアイデアは、朝倉智也さんの低迷相場でも負けない資産運用の新セオリーで知りました。少し古い本ですが、前半部分の日本の投資信託の問題点を指摘した部分なども含めて、いろいろと参考になる内容です。興味がある方は、一読してみてもいいでしょう。