2016年2月7日

これからも実感にしたがって新興国投資を続けます



インドネシア出張から帰ってきました。やっぱり海外出張も1週間を超えるとしんどいです。ただ、今回は帰りの飛行機が深夜便だったので、最終日はホテルをチェックアウトしてからジャカルタ最大のモールであるプラザ・インドネシアで買い物したり、ホテルのラウンジでゆっくりお茶したりとリラックスできたのが良かった。そのインドネシア経済ですが、あいかわらず不景気です。ただ、実感としては回復の兆しもあるように感じました。昨年からの新興国経済の悪化で新興国投資に対する人気も低下しているのですが、私は実感を大切にしたいと思っているので、これからも新興国投資を続けていきます。

実際に見てきたインドネシアの景気ですが、昨年から続いてよくありません。経済成長率も第3四半期(7~9月)まで4%台となり、2015年の自動車と2輪車販売台数はともの10%以上の減少です。これは新興国としては極めて深刻な状況。やはり昨年のルピア下落が国民の購買力低下に直結しています。実際に街中でディスカウントのPOPも多く、消費減退の傾向を感じさせました。

ただ、明るい兆しも見えています。現在のインドネシア政府は大規模なインフラ投資を進めていて、その効果が徐々に発揮されているようです。ジャカルタ滞在中に第4四半期(10~12月)の経済成長率が発表されましたが、予想を上回って5%を超えてきました。課題だった貿易収支も黒字に転じています。この辺はルピア下落の恩恵があったわけで、やっぱり「通貨安は不景気に対する万能薬」という広瀬隆雄さんの言葉はある種の真実を突いているのです。

もともと、個人投資家の間でも新興国投資については意見が分かれています。新興国が発展しても、その果実は先進国の企業が得ることになるから、先進国投資だけでいいという「新興国投資不要論」もある種の説得力を持ちます。ただ、実際に新興国に定期的に足を運んでいると、とてもそんな単純な世界ではないという感じがします。先進国の企業といえど、新興国でのビジネスでは現地企業の協力なしには成り立たない。そして、そこに新たな成長の契機が含まれているような気がしてなりません。

だから、私は引き続き自分の実感にしたがって新興国へのインデックス投資を続けていこうと思います。とくに東南アジア投資をとても大切にしたい。新興国を対象としたインデックスはどうしても中国、韓国、台湾のウエートが高いですから、より分散を効かせる面でも意味があるでしょう。東南アジア株式に投資できる低コストなインデックスファンドとしてi-mizuhoシリーズのi-mizuho東南アジア株式インデックスがあり、私もスポット的に購入を続けています。そういえば出張中にkenzさんのブログでi-mizuhoの全21ファンドの信託期限が無期限化されたことを知りました。

i-mizuhoインデックスシリーズ 全21ファンドの信託期間が無期限化(2月3日より)(インデックス投資日記@川崎)

i-mizuhoは信託期限が無期限でなかったことが最大の弱点でしたが、これが解決しました。ようやく安心して購入と保有を続けることができるようになりました。とても良いことだと思います。

新興国投資はボラティリティも大きく、それなりにリスクの高い投資ですが、それは長期投資における醍醐味ともいえます。なにより国や企業が発展していくという現象に対して資金を投じるという投資本来の面白味があります。先進国が低成長に悩む中、その魅力は一段と大きくなるはず。そしてなにより、自分の実感にしたがって投資することを大切にしたいからこそ、これからも新興国への投資を続けていこうと思うのです。
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