2015年12月30日

今年はどれだけ資産が増えたのだろうー2015年の運用成果と資産状況



今日12月30日で東京証券市場も大納会となり、2015年の投資も完全に終わりました。株式市場はチャイナショックなどいろいろあった年でした。12月も重い相場が続いていましたが、最後は何とか恰好をつけて日経平均、TOPIXともにプラスで終わったようです。

大納会の日本株は3日続伸、為替安定と海外株高に安心-4年連続上昇(ブルームバーグ)

なんだかんだ言って4年連続で上昇というのはすごいことです。いかにここ数年が恵まれた投資環境だったかということがわかります。では、私自身の資産は今年1年間でどれだけ増えたのだろう? さっそく簡単に計算してみました。

今回は資産管理に活用しているマネーフォワードを使って確認しました(ただし、具体的な金額は書きません。しょぼい金額で恥ずかしいですから)。

まず、リスク資産(個別株、投資信託<確定拠出年金含む>、債券)と無リスク資産(普通預金、定期預金)を合わせた全資産は2014年12月末との比較で14.8%増となりました。増加の要因として、まずは収入が若干ながら増加したことが大きかったと思います。春闘の成果で給料が少しだけ増えたことに加え、今年はけっこう残業とかも頑張った。あと、とくに大きな買い物もなかったことが大きいですね。

では、投資しているリスク資産はどうなったでしょうか。こちらは15.6%の増加です。ただし、積立投資など追加で資金投入をしていますので、その分を差し引きした増加率は5.1%増となりました。その内訳と推移を現したグラフが次のようになります。



グラフでは株式(現物)が大きなウエートを占めますが、ここには祖父から受け継いだ関西電力の株と、インデックス投資をスタートさせたときに一括投資したETF4本が含まれています。また、年金の部分は個人型確定拠出年金です。

こうやって見ると、あんまり増えていないように見えますが、現実の投資リターンとは、こんなもんなんですよ。これでも5%増加しているのですから、個人の資産運用としては立派なものです。ただ、誤算だったのはやっぱりチャイナショック。先進国株や日本株のインデックスは回復基調にありますが、新興国株が相変わらずガタガタです。私の場合、インデックス投資している中で比較的新興国株に大きなウエートを割いているので、大きな打撃を受けました。

また、ちょうど7月にボーナスが出たのをいいことに、久しぶりに個別株として日本郵船の株を買ってしまいました。ところがその直後にチャイナショックが起こり、日本郵船の株は現在でも含み損になっています。このマイナスが大きく、日経平均の年間騰落率がプラス9.1%、TOPIXが同プラス9.9%だったのに対し、個別株のマイ・ポートフォリオはインデックスを大きくアンダーパフォームしてしまいました。やっぱり個別株投資は買付タイミングが難しい。まあ、長期保有が前提なので、現段階の含み損は気にしていません。

そんなわけで、諸々ありましたが終わってみれば良好な運用成績でした。やはり環境に恵まれたということです。投資についてブログでいろいろと偉そうなことを書いている割にはショボい運用成績だなと笑われると思いますが、別にいいんです。私はプロ投資家でも何でもないですし、とにかく安心して投資を継続できれば問題ありません。逆に、あまり欲をかくとろくなことがない。無リスク資産も含めてコツコツと資産形成していくのが目的ですから。

関連コンテンツ