2015年11月1日

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015に投票しました



投信ブログを始めたことで、私も投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015に投票することができるようになりました(投信ブロガーとして認められればですが)。ということで早速、はじめて投票してみました。いざ投票するとなると、意外と迷うものですね。それだけ候補となる良心的なファンドが増えているということですから、個人投資家としては嬉しい悩みです。

さて、どのファンドに投票したかですが、これは結果発表まで内緒にしておきます。ただ、少しだけ説明しておくと、今回は3本のファンドに投票しました。選択基準は、単にコストが安いだけでなく商品コンセプトや実績などを総合的に判断しています。

1本目はバランスファンドから選びました。バランスファンドの是非については様々な意見があるのですが、1本で幅広い分散投資ができること、リバランスの手間がかからない、リバランス時の課税コストがかからないといった点で非常にメリットがあります。別に投資が趣味でもない普通の庶民にとっては、良質なバランスファンド1本で資産形成するというのは、決して間違いではないと思うのです。

2本目は単独のアセットカテゴリーに投資するファンドです。コストの安さだけでなく、運用実績や純資産総額の規模も勘案しています。また、ファンドが登場したことの歴史的な意義についても考慮しました。投資信託の最大のメリットは、現物で投資することが難しいアセットカテゴリーでこそ発揮されます。そういった資産分野へのアクセスを容易にしたという歴史的なインパクトを評価しました。

3本目はアクティブファンドから。私はインデックスファンド至上主義者ではなく、「アクティブファンドあってこそのインデックスファンドである」という考え方をしていますので、良質なアクティブファンドは猛烈に応援しています。アクティブファンドを評価するポイントは、運用成績に加えて、その運用会社や運用責任者が信頼できるかどうか。ファンドと受益者のリレーションシップをどれだけ重視しているかが選択の基準でした。

しかし、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015も今回で9回目というのはスゴイ。これだけのイベントを個人が手弁当で運営しているというのは画期的なことです。運営委員会の皆さま、本当にご苦労様です。

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