サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2025年12月次運用報告書が出ていたので定例ウオッチです。12月の騰落率は+1.18%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+1.03%でした。純資産残高は12月30日段階で1936億円(前月は1928億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は9868億円(前月は9822億円)となりました。久しぶりに参考指数を上回る騰落率となっています。ここにきて保有銘柄を絞り込むなど勝負に出ている「ひふみ投信」ですが、とりあえずは成果が出たと言えそうです。
12月は、ハイテク・AI関連銘柄が軟調だったことで、それらのウエートが大きい日経平均株価は小幅上昇にとどまりましたが、バリュー株への循環物色が進んだことでTOPIXは前月から連騰しています。こうした中、「ひふみ投信」は日経平均とTOPIXいずれに対してもアウトパフォームしており、久しぶりに好成績を出しました。ここにきて保有銘柄の絞り込みを進めており、12月末段階で79銘柄と1なり、1月末の83からさらに減少しています。
こうした戦略に対して最高運用責任者である藤野英人さんは「成長可能性の高いグローバル企業や資本政策の大幅な改善による自助努力で企業価値を向上できる企業、グローバルで付加価値が十分発揮できる日本発のIP・コンテンツ企業、構造的成長が可能な企業への投資を継続しています。前月と同様に銘柄数を削減し、企業価値向上の確信度の高い企業への保有ウェイトをしっかりと引き上げています」「株価上昇の余地がある企業を発掘しても、保有ウェイトが低ければ、その恩恵は軽微なものに留まってしまいます。今後も我々の確信度の高さに応じて保有ウェイトを積極的に上げていきたいと考えています」と書いています。
苦しい運用が続く中、勝負に出ているわけですが、とりあえず12月は成功裏に終わったと言えそうです。こうした戦略が吉と出るか凶と出るか、引き続き受益者として見守っていきたいと思います。