2021年6月19日

アカウントを持っておくことの大切さ―2021年6月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績

 

SBI証券で運用している個人型確定拠出年金(iDeCo)の6月の買付(5月拠出分)が約定しました。モーニングスターによると、iDeCoの加入者数が順調に拡大しているそうです。


非常にいいことだと思います。一方、原則60歳まで換金できないことから、とくに若い人の間ではiDeCoへの加入を躊躇してしまうケースも少なくありません。そういった人には、「まずはアカウントを持っておくこと」が大切だとアドバイスしたいと思います。
2021年6月16日

2021年は金利、インフレ率の転換点か―「iTrust世界株式」の2021年5月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2021年5月次運用報告が出たので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の5月の騰落率は+1.71%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+1.50%でした。5月は参考指数をアウトパフォームしました。2021年もまもなく折り返し地点ですが、ピクテによると今年は金利とインフレ率の転換点となる可能性があるとのことです。
2021年6月13日

「SEIKO5」は最良の機械式腕時計入門機―1万円前後で買えるのに満足度は高い

 

携帯電話が普及して以来、若い世代を中心に腕時計を使う人がかなり減りましたが、私はどうも携帯電話で時間を確認するというのがカッコ悪く感じるので、あいかわらず腕時計愛好者です。とくに機械式腕時計の独特の趣味性が大好きです。ただ、機械式腕時計はクオーツ式時計と違って若干面倒な面がありますから、いきなり高級ブランド品を買うのはお勧めしません。関心のある方は、まずは入門機として低価格の機械式時計を保有してみては。そこでお勧めなのが、機械式腕時計ファンの間でおなじみ「SEIKO5」シリーズです。
2021年6月11日

今回は大負けだけどリオープニング銘柄を仕込む―ひふみ投信の2021年5月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2021年5月次運用報告書が出たのて定例ウォッチです。5月の騰落率は-1.54%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+1.38%でした。純資産残高は5月31日段階で1450億円(前月は1456億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は6798億円(前月は6760億円)となりました。久しぶりに参考指数に対して大負け。相場のキャラクターが変化しており、現在のポートフォリオがやや裏目に出ているようです。ただ、新型コロナウイルスワクチンの接種が進むことで経済活動正常化への道筋も見えてきました。そうした“リオープニング”銘柄を仕込み始めています。
2021年6月9日

auカブコム証券も25歳以下の株式取引手数料を実質無料化

 

auカブコム証券が7月19日から25歳以下の契約者の株式取引手数料を実質無料化します。


25歳以下の契約者の手数料を無料化する動きはSBI証券が口火を切り、松井証券と岡三オンライン証券も後に続いてきましたが、これにauカブコム証券も参入することになります。いよいよ若年層の取り込みに向けて競争が激化しています。
2021年6月7日

「少額投資は無意味」は実践論として無意味―一発逆転を狙うなら株式投資より別の方法を

 

投資に関する議論で定期的に登場する話題に「少額投資は無意味」というのがあります。毎月数千円から数万円を投資しているだけでは人生が変わらないという指摘です。たしかにそうかなと思わせる言葉ですが、よくよく考えてみると問題設定自体が実践論として無意味なのです。なぜか。それは、普通の生活者にとって投資とは「少額投資」でしか始められないからです。

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