先日、マイカーを購入することにしたとブログに書きましたが(脱ペーパードライバー宣言)、ついに購入しました。50歳にして初めて自家用車です。目下、運転を練習中。なかなか楽しいです。久しぶりに大きな買い物になりましたが、これで家族の行動範囲もぐっと広がりそうです。
20年ぶりに自動車の運転を再開するとなって、いきなり新車を買うのは無謀なので、手ごろな中古車を探していました。どんな車種を買おうかと考え、「やっぱりかっこいい車がいいな」とも思っていたのですが、トラックドライバーをしている弟から「いきなり大きな車はやめておけ。あと、小さい子供2人を乗せるのだから、チャイルドシートをつけても十分な車内空間があり、スライドドアの車が絶対にお勧め」とのアドバイス。結局、子育て世帯の自家用車購入となると、そういう選択肢にならざるを得ないわけです。そこで購入したのが、ダイハツのトールです。
ダイハツのトールは、トヨタにOEM供給してルーミーの名前で販売されているものが有名ですが、そもそもダイハツが開発・製造している車ですからトールの方が本家となります。たまたまトヨタのディーラーで認定中古車のルーミーを見ていたら、2020年式のトールが並んでいました。20年式とはいえビッグマイナーチェンジ後の後期型で、グレードは最上級のカスタムG-T。内外装とも非常にきれいで、走行距離はわずか1万6千キロです。しかも値段は同程度のルーミーと比較して、少しだけ安い(トヨタとダイハツのバッジの違いか?)。中古車購入は〝一期一会〟ですから、思い切って購入しました。
さっそく運転の練習を兼ねて家の周辺を乗り回しているのですが、なかなか快適です。まず車内空間の広さが圧倒的です。チャイルドシートを2つ乗せても余裕綽々。また、コンパクトなので取り回しが楽で、細い道でのすれ違いもあまり怖くありません。小回りが異様に利くのにも驚きました。そして両側電動スライドドア。これなら子供が自分でドアを開けられるようになっても、ドアパンチでトラブルを招く危険性が減ります。なるほど、ルーミーともどもファミリーカーとして売れまくっている理由がよく分かりました。
トール/ルーミーは、とにかく走行性能が低いといわれがちですが、実際に運転してみると不満はありません。排気量1000㏄なので、もっとモッサリした走りを想像していたのですが、ダイハツのターボ付きKR型エンジンは意外に元気。思いのほかヒュンヒュン走ります。一般道でちょっとアクセルを踏み込むとすぐに制限速度を超えそうになります。これなら高速道路でも大丈夫でしょう。乗り心地も含めて20年前に運転したリッターカーとは雲泥の差です。おまけに各種センサーによる安全機能や電動パーキングブレーキとブレーキホールド機能も装備されており、最近の自動車の進化にいまさらながら驚きました。
あと、デザインも悪くありません。カスタムグレードなのでフロントグリルなどはメッキパーツがふんだんに使われています。おまけに前オーナーの趣味なのでしょう、メッキのフォグランプカバー(たぶん社外品)やメッキのリアリフレクターガーニッシュまで付いていてギラギラ。ブラックのボディーカラーとあいまって、まさに〝オラオラ系〟となっています。このあたりは趣味の分かれるところでしょうが、私は大阪府南部の出身なので、こういった〝オラオラ系〟はそれほど嫌いではありません。また、〝オラオラ系〟のデザインには、それなりに効果もあるという説があります。迫力があるので他のドライバーからしょっぱい車に乗っているように見られないため、強引な割り込みなどをされにくいのだそうです。なるほど、車社会の階級差別はなかなか厳しいと思いました。あと、なんとなくですがトヨタのバッジよりもダイハツのバッジの方が座りが良いような気がします。もっとも、これはトールのオーナーならではの感覚でしょうが。
マイカーを購入して無事にペーパードライバーを脱したのですが、まだまだ課題があります。というのも、納車されて2週間ほど経つのですが、いまだに妻が同乗してくれず、子供も車に乗せようとしません。「もう少し練習してからでないと不安で同乗できない」と厳しい言葉。ペーパードライバー歴20年の信用度はゼロなのです。そんなわけで、週末には一人で家の周辺をドライブしながら、運転の練習を続けているのでした。脱ペーパードライバーの道は、もうしばらく続くのでした(いつになったら妻と子供は同乗してくれるのだろう?)。

