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2025年3月19日

参考指数に大きく負ける―ひふみ投信の2025年2月の運用成績

 

2月に次女が生まれ、最近は夫婦で赤ん坊の世話にかかりっきりです。おかげでブログの更新もすっかりご無沙汰に。久しぶりの記事は、サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2025年2月次運用報告書が出ていたので、その定例ウオッチです。2月の騰落率は-4.83%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は-3.79%でした。純資産残高は2月28日段階で1622億円(前月は1708億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は8194億円(前月は8606億円)となりました。残念ながら参考指数に大きく負けています。

2月は、米国の関税引き上げや景気後退懸念、内外金利差縮小による円高などの影響で日本株は軟調に推移しました。こうした中、「ひふみ投信」が多く保有している成長株やハイテク株の下落が大きく、参考指数をアンダーパフォームしています。あいかわらず成績が伸び悩む苦しい運用が続いています。

3月に入り、企業に対して対話やヒアリングを行う時期に入りました。最高運用責任者である藤野英人さんは「保有企業との積極的な対話に加えて、新規組み入れ候補となる新たな成長企業発掘のチャンスの月になります」「外需成長企業ではマクロリスク懸念から大きく株価を下げた企業も多く存在し、絶好の買い場になると思います。その一方で、内需企業ではこれまでの円安によるコスト増など、外部リスクにより下落してきた企業の見直し買いも始まると考えます」と書いています。ぜひ、今後の巻き返しに期待したいと思います。

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