2024年1月10日

現在保有している個別株銘柄(2023年12月末)―日本株が株価、配当収入ともに絶好調でした

 

前回の記事に続いて恒例の現在のポートフォリオの確認です。私は資産運用のコアはインデックスファンドの積立投資とETFの保有ですが、サテライトとして日米の個別株に投資しています。個別株投資は投資信託以上にバイ&ホールド戦略が基本なので売買はほとんどしておらず、相場が大きく下げた局面でスポット的に買い増しを続けてきました。2023年は保有する銘柄に好調なものが多く、前年に続いて配当収入も堅調でした。とくに日本株が絶好調となっています。

現在保有している個別株銘柄は以下の通りです。

■日本株
JT
日清紡ホールディングス
クラボウ
クラレ
キヤノン
住友商事
日本郵船
NTT
関西電力

■米国株
エクソン・モービル
ボーイング
ゼネラル・エレクトリック
ジョンソン・アンド・ジョンソン
マイクロソフト

保有銘柄は前年から変化ありません。このうち、日本株は軒並み上昇しており、とくに日本郵船は前年に続いて配当も含めて大幅に上昇しています。関西電力やNTT、キヤノン、住友商事などもポートフォリオ全体を押し上げるのに貢献してくれました。とにかく2023年は日本株の好調が目立った1年でした。

一方、米国株は主力のマイクロソフトが昨年の不調から復活し、大幅な上昇です。そのほか、GEやボーイングも堅調。ただ、エクソン・モービルは冴えない結果となっています。インフレ高進と金利上昇など2023年は米国株にとって逆風の多い年でしたが、やはり強い企業の株価は逆風に負けずに上昇するということを示しています。

さて、個別株はこれまで特定口座と一般NISA口座で保有していましたが、今年からは新NISAの成長投資枠を使って運用する計画です。このため通常の特定口座で保有する一部の銘柄に関しては一旦売却し、新NISAで買い直すことを検討しています。ただ、売却時の税負担の問題もあるので、慌てずにじっくりと取り組むつもり。一方、一般NISAで保有している銘柄は非課税期間が終了したものから順次売却し、新NISAで再購入する考えです。

個別株投資は2024年も大らかな気持ちで続けるつもりです。よくコア&サテライト戦略として、コアにインデックスファンド、サテライトでアクティブファンドを買うという方法を推奨する人がいますが、どうせサテライトなら、よほど気に入ったアクティブファンドがある以外は個別株に投資するほうが何倍も楽しい。個別株投資こそ究極のアクティブ運用であり、さらに“企業のオーナシップを所有する”という楽しみは投資信託を通じた投資よりもはるかに大きいからです。このあたりを楽しめる人は、個別株投資も楽しむことができるでしょう。

(本稿は特定銘柄を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。)

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