2022年10月10日

ユニオンインペリアルのモンクストラップを格安で手に入れた

 

久しぶりにドレスシューズを購入してしまいました。購入したのはユニオンインペリアルのモンクストラップ。セールで驚くほど格安になっていたものを見つけ、衝動買いしてしまったのです。アッパーはスエードなので手入れも簡単な上に、ラバーソールなのでちょっとした雨でも気兼ねなく履くことができます。

夏は軽装になるので、どうしても靴もカジュアルなものを選ぶことが多く、最近はスリッポンの革靴やスニーカーばかり履いていました。でも、これから冬になれば服装も足元もドレススタイルが増えてくるのです。いよいよドレスシューズの出番の季節というわけです。

ドレスシューズはだいたい3万~4万円台で、作りのしっかりしたものを買うようにしており、とくにリーガル、バーウィック1707、そしてユニオンインペリアルを愛用しています。いずれもコストパフォーマンスの良い本格革靴を出しているのですが、最近はとくにユニオンインペリアルがお気に入り。やはり日本人の足に合わせた木型設計がなされていて、履き心地が良いのです。

今回購入したのは、3足目のユニオンインペリアルになります。既に黒のセミブローグ、ブラウンのストレートチップを持っているので、今回はダークブラウンのスエードのモンクストラップに挑戦してみました。たまたまネットショップを見ていたら、セールで格安になっているものを見つけ、それこそ衝動買いです。なにしろプロパー価格なら4万円台のものが2万円台でしたから(靴は小売店にとって在庫リスクの大きいアイテムなので、ときどきセールで大幅値引き品が出てくるケースが多い)。

商品の出来は、あいかわらずしっかりしたものです。アッパーはイタリア製スエードで毛足や発色が上品。もちろん作りはグッドイヤーウェルテッド製法です。インソールやライニングもしっかりとしたレザーが使われています。また、アッパーのスエードは撥水加工されており、ラバーソールと合わせてちょっとした雨でも気兼ねなく履けるのもありがたい。そもそもスエード靴は雨に強い革靴なので、理にかなった仕様といえるでしょう。まだ雨は降っていないけれども、ちょっと雲行きが心配な時などに活躍してくれます。

ちなみに、モンクストラップというデザインも非常に面白いものです。ストラップでアッパーをホールドする方式は一見するとカジュアル度が高いように見えますが、じつはレースアップと並んでフォーマル度の高いデザインなのです。「モンク」というは修道士のことで、もともとは修道士が履いていたサンダルがデザインの原型です。なのでフォーマル度が高く、ビジネスシーンでも着用可能とされています。洒落者で知られた英国のウインザー公(エドワード8世)がモンクストラップを愛用し、一気に認知度が高まったというのも有名な話です。

今回購入したモンクストラップはスエードなので、ジャケパンスタイルや、ちょっとカジュアル度の高い柄物のスーツなどを着るときに履こうと考えています。今回もなかなか良い買い物ができたと思います。

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