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2022年3月5日

インデックスファンドに含まれるロシア株式・債券の保有比率

 

ウクライナ侵攻に対する経済制裁でロシアの株式・債券市場は崩壊状態です。


ロシア市場への投資が事実上不可能になったことで、指数算出会社もロシア株式・債券などをインデックスから除外しました。


これらの措置でインデックスファンドなど投資信託を通じて国際分散投資している人もある程度の影響を受けます。運用会社からは、ファンドのロシア株式・債券やルーブル建て資産の保有比率が発表されています。

運用会社が個人向けに設定・運営しているファンドのロシア株式・債券とルーブル建て資産の保有比率が発表されていますので、主なものを紹介しておきます。

ロシア株式・債券の保有状況について(ニッセイアセットマネジメント)
ロシアの債券・株式の保有状況について(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
ロシア関連の有価証券の保有状況について(アセットマネジメントOne)
ロシア、ウクライナの株式・債券の保有状況について(三井住友DSアセットマネジメント)

これによると、例えば三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」のロシア株保有比率は0.2%、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が1.17%となります。一方、債券インデックスファンドは「eMAXIS Slim新興国債券」のロシア債券保有比率が4.93%となり、株式に比べて影響が大きいことが分かります。

だだ、各社の発表を見てみると、アクティブファンドの中には意外とロシア株式・債券・ルーブル建て資産を高ウエートで保有しているファンドが散見されます。それらと比べると、インデックスファンドへの影響はまだ限定的です。

いずれにしても、一日も早くウクライナでのロシアの武力行使が収まることを願います。

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