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2020年1月4日
現在保有している個別株銘柄(2019年12月末)―配当収入は大幅に増加
前回の記事に続いて現在のポートフォリオの確認です。私は資産運用のコアはインデックスファンドの積立投資とETFの保有ですが、サテライトとして日米の個別株に投資しています。個別株投資は投資信託以上にバイ&ホールド戦略が基本なので売買はほとんどしておらず、相場が大きく下げた局面でスポット的に買い増しを続けてきました。2019年は配当収入が大幅に増えたことが特徴です。
現在保有している個別株銘柄は以下の通りです。
■日本株
JT
日清紡ホールディングス
クラボウ
クラレ
キヤノン
住友商事
日本郵船
NTTドコモ
関西電力
■米国株
エクソン・モービル
ボーイング
ゼネラル・エレクトリック
ジョンソン・アンド・ジョンソン
マイクロソフト
2019年は新規の銘柄への投資はありませんでした。成績の方はまだら模様。NTTドコモ、クラボウ、日清紡ホールディングス、マイクロソフト、ボーイングなどは大きな含み益となっていますが、日本郵船やゼネラル・エレクトリックなどは依然として含み損状態です。やはり個別株投資も銘柄選択が百発百中とはいかないものですから、分散投資が重要なのです。
ただ、配当収入は大幅に増えました。増配となった銘柄が多かったことに加え、2018年末に高配当銘柄であるJTとキヤノンに投資したことが効いています。これは意見の分かれるところですが、やはり個別株投資の楽しみの一つは配当。その意味では、それなりの成果を上げていると解釈しています。
また、JTを保有したことでちょっとした株主優待の商品が家に送られてくるようになりました。これは妻に株式投資の良さを分かりやすく説明するための方便でもあります。これもなかなか効果があり、送られてきたカップ麺などを妻は喜んで食べています。
個別株投資については2020年も大らかな気持ちで続けることを心がけます。どこかで大きな下げ局面があると思いますので、そこで丁寧に押し目を拾っていくのが基本戦略。とにかく個別株は慌てて買わないことが大切です。また、ここにきてネット証券を中心に個別株の売買手数料も無料化する動きが加速していますから、これまで以上に小口での購入がやりやすくなったこともありがたいです。
よくコア&サテライト戦略として、コアにインデックスファンド、サテライトでアクティブファンドを買うという方法を推奨する人がいますが、どうせサテライトなら個別株に投資するほうが何倍も楽しいというのが私の考えです。やはり個別株投資こそ究極のアクティブ運用であり、さらに“企業のオーナシップを所有する”という楽しみは投資信託を通じた投資よりもはるかに大きい。このあたりを楽しめる人は、個別株投資も楽しむことができるでしょう。2020年も個別株投資は趣味を兼ねて続けていこうと思います。
(本稿は特定銘柄を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。)