2019年5月30日

結婚後も積立投資を継続できています―今月の積立投資(2019年5月特定口座)



早いもので2月に結婚してから4カ月が経ちました。最初の3カ月ほどは新生活のために何かと出費がかさんでいたのですが、今月ぐらいから家計の収支も安定して推移するようになっています。結婚生活で経済的な余裕がなくなるのではないかと思っていたのですが、意外とそうでもなかったです。おかげて毎月の積立投資もとくに減額することなく5月も継続することができました。結婚はコスパが悪いとか言う人がいますが、そんなことはまったくないというのが実際に結婚しての感想です。

今月買付けたファンドは基本的にいつもの通りです。

【特定口座(SBI証券)】
「ニッセイ日経225インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.25% 信託財産留保額:なし)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.109% 信託財産留保額:なし)
「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」
(信託報酬:税抜0.189% 信託財産留保額:なし)
「Funds-i新興国債券・為替ヘッジ型」
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
「世界経済インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.1%)
「iTrust世界株式」
(信託報酬:税抜0.89% 信託財産留保額:なし)

積立額も従来通りです。結婚後、場合によっては積立額を減らそうかとも考えていたのですが、いまのところその必要はなさそうです。ようやく家計の収支も平常運転となっているのですが、なんとか黒字を維持できており、積立投資のための余裕資金を捻出することができています。

なにしろ独身時代は実家暮らしでしたから、結婚して独立した家庭を持つことでどのような経済状態になるかいまひとつ想像できませんでした。家賃など支出も大きくなるからです。ところが実際に新生活が始まると、思ったほどお金は減りませんでした。まず、妻も働いているので単純に世帯収入が1.8倍になりました。そして光熱費も夫婦ともに昼間は仕事で外出しているので大した額になりません。その上、二人ともあまり外食が好きではないので、夕食は毎日自炊。先に帰宅したほうが夕食を作るパターンが自然とできています。妻の方が職場が遠く、通勤時間がかかるため私の方が先に帰宅して夕食を作ることが多いです。自炊すると食費は1人暮らしよりもコストパフォーマンスがいいわけです。

あと、夫婦ともにあまりお金のかかる趣味を持っていないのも大きいかもしれません。妻の趣味は読書(漫画大好きで、小説とかは図書館を愛用)と散歩、あとはたまにカフェに行ったり美術館や博物館、観劇(ミュージカル)に行くこと。一方、私の趣味は読書(やや専門的な書籍や新書などが中心)、将棋、ネットサーフィンとブログ執筆、たまに美術館や博物館、観劇(歌舞伎)に行くこと。いずれも出費はたかが知れています。

こんな感じですから、家計の方もなんとか黒字で回していくことができています。ちなみに家計の管理は私がしていますが、基本的に家計管理用の預金口座に夫婦それぞれが一定額の生活費(夫2:妻1の割合)を入金し、それで家賃や光熱費、食費など夫婦共通の経費をまかなう方法を採用しています。お小遣いは双方ノータッチ。ただし自分の小遣いや貯金を使う場合でも高額の買い物は要相談というルールです。

お金がないから結婚しないという話がありますが、実態は逆だというのがいまの実感。実家暮らしとの比較は論外ですが、案外と結婚した方が1人暮らしよりも生活は楽になるのかもしれません。なにより生活の質感みたいなもの(これは楽しいことばかりではないのですが、上手く言い表す言葉が見つかりません。既婚者ならなんとなくわかる感覚かもしれません)は非常に大きい。そう考えると、結婚はコスト1.5倍、リターン2倍以上なのでコストパフォーマンスはすごく良いと思いたい。ただし、そのためには妻も働き、夫もしっかりと家事をするというのが絶対条件ですが。

また、子供が生まれたれたりすると状況も一変するでしょう。いまのように妻がフルタイムで働くことが難しくなるかもしれないからです。そう考えると、いまのうちにしっかりと貯金と投資をしておくことが一段と重要になるのでしょうね。なので、できるかぎり積立投資も頑張って続けたいと思います。

【ご参考】
積立投資についての入門書としては、カン・チュンドさんの『忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術』と星野泰平さんの『終わりで大きく儲かる「つみたて投資」』、そして水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』が参考になります。ぜひ参照してみてください。

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