2019年4月10日

『ETF(上場投資信託)まるわかり! 超活用術2019 』に私のETF投資術が掲載されました



このほど刊行された東京証券取引所監修『ETF(上場投資信託)まるわかり! 超活用術2019』 (日経ムック)に私のETF投資術が掲載されました。2018年版でも少しだけ登場させてもらいましたが(関連記事:『ETF(上場投資信託)まるわかり! 徹底活用術2018』にコメントが掲載されました)、今回はなんと1ページでの掲載です。ちょっと気恥ずかしいものですが、私なりにETFの魅力を書いてみました。ムック自体も非常に興味深い内容となっているので、ぜひ手に取ってもらいたいと思います。

今回、私が登場したのは「こうして使う! 私のETF投資術」というパート。私のほか、ゴールド投資でおなじみの豊島逸夫さん、ブロガーの山辺柴刈さんとNightWalkerさん、東京証券取引所金融リテラシーサポート部の三木誠さんといった錚々たるメンバーが登場しています。とくに豊島逸夫さんと同じコーナーで登場とは、我ながら驚きました。

最近はインデックスファンドを中心に通常の投資信託の信託報酬が大幅に低下したこともあり、コスト面でETFの魅力はやや薄れたとも言われています。ただ、それでもETFには通常の投資信託にはない利点があります。例えば分配金が出ることなども、見方を変えればメリットになります。そういった観点から、私なりにETFの魅力について書いてみました。とくに資産形成の出口戦略にETFは大いに活用できるのではないかということも強調しておきたかった点です。

ムック全体の内容も、各パートともに非常に興味深いものに仕上がっています。とくに「ETFとは何か」のパートは、ETFの仕組みを簡便かつ的確に解説しており、改めてETFについて理解するのに非常に有用でしょう。「こんなにある! 指数の魅力」パートもETFの魅力のひとつである多彩な投資対象を詳説していて役に立ちます。「変わった!「ETF2.0」」のパートは、マーケットメイク制度の導入などによって東証におけるETFがどのようにバージョンアップしているのかがよく分かります。

そのほかにも「プロに聞く ETFの選び方と注目銘柄」「ETF vs 投資信託 徹底比較! 」「ETFで資産運用! あなたに合った使い方」といったパートが用意されており、いずれも非常に興味深い内容となっています。巻末の「ETF全銘柄掲載! 主要データ一覧」も一覧性があって便利。ETFの銘柄選択の際には座右に置いておきたいデータベースです。

このムックは毎年アップデートされていますが、2019年版も一段と充実した内容となりました。これ1冊を読めば、ETFについての基本的な事項は、ほぼ完全にマスターできるでしょう。ETFに関心があるけれども、まだ仕組みや商品がよく分からずに不安な人、これからETFを使った投資にチャレンジしてみたい人などは、一読しておいて損のない1冊です。関心のある方は、ぜひ手に取ってみてください。

『ETF(上場投資信託)まるわかり! 超活用術2019』 (日経ムック)

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