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2019年3月23日
料理の楽しさに目覚める―やっぱり自炊はコスパ最強
新婚生活が始まって約2カ月が経ちました。長年の実家暮らしで自堕落な生活を続けていたものですから最初は何かと手探りだったのですが、ここにきてようやくペースもつかめてきました。すると面白いもので、それまでは気づかなかった発見があります。そのひとつが、料理が楽しいということ。男四十にして料理の楽しさに目覚めました。結婚してからというもの、どいうわけか夕食は私が作ることの方が多くなっています。
夫婦共働きなので当然ながら家事を分担するのですが、ここにきてなんとなく役割分担が決まってきました。夕食の準備と洗い物はだいたい私の役目です。なぜかというと、妻の職場は自宅から少し遠く、どうしても私の方が早く帰宅することに。そこで自然と私が仕事帰りに近所のスーパーに寄って買い物をし、夕食の準備をするというパターンになっています。
これまでほとんど自炊経験がなかったのですが、いざ自分で料理をするとなるとこれが実に楽しい。完全に料理にハマってしまいました。根が凝り性のため、いろいろと調べながら料理をしているうちに、調理の構造というものがとても面白くなってきたのです。
例えば料理をするとなると、すぐにいろいろなメニューのレシピに意識が行くのですが、それよりも大事なのは食材の処理や味付けの基本原理です。野菜の切り方、肉や魚の下処理、そして調味料の合わせ方などなど。これを理解していると、レシピがあまり分かっていなくても、それなりに味を調えることができるというのが驚きでした。
おかげで最近では、冷蔵庫の中にある食材を見てから何を作ろうか考えるようになっています。あるいは買い物の際に特売品を見て、その日の献立を考えるようにもなってきました。もちろん季節感も大事だなと思ったりもします(例えば最近では豆ごはんを作りました。私は豆ごはんが大好物なのです)。
しかし改めて思ったのは、やはり自炊はコストパフォーマンスが最強だということ。とくに複数人数分を作る、あるいは作り置きする場合は、1食当たりのコストが相当低くなります。なるほど、外食ばかりしていては金が貯まらんわけです。断言しますが、庶民がお金を貯めるためには、できるだけ外食を控えて、しっかりと自炊することが最低条件です。
そんなわけで、最近は料理の研究にすっかりはまってしましました。まだまだ我流の域を出ませんから、さらに本格的に研究しようと思っています。ちなみに、いま一番欲しい調理器具は圧力鍋です。