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2018年4月18日
どんどん魅力的なプランが増えている―2018年4月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績
SBI証券で積み立てている個人型確定拠出年金(iDeCo)の4月の買い付け(3月拠出分)が行われました。4月16日段階での累積リターンは+16.8%となり、前月からほぼ横ばいでした。相場の方はいまひとつ冴えない展開が続いていますが、積み立て投資が基本となるiDeCoでは、こうした局面でこそしっかりと買い付けておきたいところです。また、最近では魅力的なiDeCoプランを用意する金融機関も増えているので、これからiDeCoに加入しようとする考えている人にとって素晴らしい環境が整備されてきたと改めて思います。
今回買付けたファンド・商品はいつもの通りです(カッコ内は信託報酬)。
【個人型確定拠出年金(SBI証券iDeCoプラン)】
三井住友・DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド(0.16%)
DCニッセイ外国株式インデックス(0.189%)
EXE-i新興国株式ファンド(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.131%程度)
EXE-iグローバル中小型株式ファンド(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.104%程度)
三井住友・DC外国債券インデックスファンド(0.21%)
三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド(0.52%)
EXE-iグローバルREITファンド(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.114%程度)
あおぞらDC定期
iDeCoは金融機関によって運営管理手数料がまちまちで、商品ラインアップも異なります。このためiDeCoに加入を検討する場合は、可能な限り運営管理手数料が安く、低コストなファンドをラインアップしている金融機関のプランを選ぶのが極めて重要です。私が使っているSBI証券のiDeCoプランは運営管理手数料が無料(国民年金基金連合会と信託銀行への手数料は全金融機関共通で別途必要)であり、商品ラインアップも低コストなファンドが揃っていることが魅力です。そのほか楽天証券、マネックス証券、イオン銀行も運営管理手数料が無料であり、やはり低コストな商品をそろえています。このためブログでもお薦めのiDeCoプランとして紹介してきました。
さらにこのほど松井証券もiDeCoに参入し、申込受付を開始しています。松井証券のiDeCoプランはもちろん運営管理手数料が無料。商品ラインアップには「eMAXIS Slim」や「たわらノーロード」など超低コストインデックスファンドをそろえているほか、アクティブファンドでは「ひふみ年金」もラインアップしています。商品の充実度、選びやすさという点で非常に優れたプランとなっており、選択肢として有力候補に躍り出たと思います。
私がiDeCoに加入した5年前は、どの金融機関のプランも一長一短があり、それこそ投資ブロガーの情報を頼りに金融機関を選んだものです(ちなみに私が最初に加入したiDeCoは琉球銀行のプランでした)。あの頃と比べると、まさに隔世の感です。ネット証券・銀行を中心に、どんどんと魅力的なプランが登場しました。だから、これからiDeCoに加入しようと考えている人は、これらお得なプランを選んでおけば、ほぼ間違いはなさそうです。iDeCoの普及に向けて、どんどんと環境が整備されていることを改めて感じています。
【ご参考】
記事でも書いたようにiDeCoプランの選択肢としてお薦めなのは運営管理手数料が無条件無料で低コストインデックスファンドをそろえるSBI証券、楽天証券、マネックス証券、イオン銀行、松井証券です。iDeCoへの加入を検討している人は、これら金融機関のプランも研究することをお勧めします。いずれもネットから無料で資料請求できます。⇒SBI証券確定拠出年金プラン、楽天証券確定拠出年金プラン、イオン銀行確定拠出年金プラン、マネックス証券確定拠出年金プラン、松井証券確定拠出年金プラン
また、iDeCoは、やや制度が複雑なので解説書を読んで研究するのも良いでしょう。解説書としては大江英樹さんの『はじめての確定拠出年金投資』山崎元さんの『確定拠出年金の教科書』『シンプルにわかる確定拠出年金』竹川美奈子さんの『一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』田村正之さんの『はじめての確定拠出年金』大江加代さんの『図解 知識ゼロからはじめるiDeCo(個人型確定拠出年金)の入門書』を挙げておきます。