2015年12月3日

DIAM「たわらノーロード」シリーズに5ファンド追加-先進国株式は驚きの信託報酬(税抜)0.225%



まったくもって、たわら祭りです。すでに何人ものインデックス投資ブロガーさんが記事にしていますが、DIAMアセットマネジメントが超低コストインデックスファンドシリーズ「たわらノーロード」に新たに国内債券、国内REIT、先進国株式、先進国債券、先進国REITに投資する5ファンドを12月18日に追加設定すると発表しました。

『たわらノーロード』シリーズラインアップ拡充のお知らせ(DIAMアセットマネジメント)

先日、ニッセイアセットマネジメントの〈購入・換金手数料なし〉シリーズが大胆な信託報酬引き下げを発表し、世のインデックス投資家は歓喜したのですが、大外からDIAMがトップに躍り出てきました。とくに注目したいのは先進国株式に投資するファンド。信託報酬(税抜)は0.225%です。国際分散投資を実行するために欠かせないアセットクラスですが、ここまで低コスト化が進むとは少し前までは想像もできませんでした。

今回、新たに追加される5ファンドと信託報酬は以下の通りです(カッコ内はベンチマーク)。

たわらノーロード国内債券 (NOMURA-BPI総合)
 信託報酬:年0.15%
たわらノーロード国内リート (東証REIT指数(配当込み))
 信託報酬:年0.30%
たわらノーロード先進国株式 (MSCI KOKUSAIインデックス(配当込み))
 信託報酬:年0.225%
たわらノーロード先進国債券 (シティ世界国債インデックス(除く日本))
 信託報酬:年0.20%
たわらノーロード先進国リート (S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み))
 信託報酬:年0.35%


このうち、先進国株式、先進国リート、国内リートはニッセイAMの〈購入・換金手数料なし〉シリーズを下回る信託報酬となっており、そのほかの国内債券、先進国債券も〈購入・換金手数料なし〉シリーズの各ファンドと同一です。先行して発表した「たわらノーロード日経225」もニッセイ日経225インデックスファンドの信託報酬を下回りますから、まさに「たわらノーロード」シリーズ全体で低コストインデックスファンドのトップに躍り出た形になります。これで新興国株式が加われば、シリーズとしてほぼ完璧なラインナップになるでしょう。また、ベンチマークが配当込になっているのもシンプルで好感を持ちます。

本当にすごいことになってきました。とくに先進国株式の信託報酬が0.225%というのは画期的です。これがどれほどすごい数字かというと、同じベンチマークに連動する国内ETFであるMAXIS海外株式や上場インデックスファンド海外先進国株式の信託報酬がともに0.25%。つまり、国内ETFよりもコストが低くなってしまった。おまけにETFの場合は売買手数料が必要ですが、たわらノーロード先進国株式は文字通りノーロードなので、トータルのコスト面で国内ETFを超えたわけです(もっともETFには空売りができるなど上場銘柄ならではの利点はあります)。

ここ数カ月で低コストインデックスファンドをめぐる風景が変わってしまいました。三井住友AMによる確定拠出年金専用ファンドの一般販売開放、ニッセイAMによる〈購入・換金手数料なし〉シリーズの信託報酬大幅引き下げ、そしてDIAMの「たわらノーロード」シリーズの登場と大きな動きが立て続けに起こり、信託報酬のレベルは従来とはまったく異なる次元になっています。2015年もあとわずかですが、そういう意味で今年はインデックス投資にとってメルクマールの年になるのかもしれません。いやはや、本当にすごいことになってきました。
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