2015年8月17日

寄付も“ほったらかし”が便利だ

積立によるインデックス投資などは、口座引き落としなど仕組みを自動化して“ほったらかし”にできることが継続のよい方法なのですが、同じように寄付行為も自動化して“ほったらかし”のするのが便利です。私は日本赤十字社の社員になっており、年1回、社費として一定額を寄付するようにしているのですが、最近は便利な世の中でして、クレジットカードを登録しておけば自動的に寄付金が決済されるようになっています。先ほど、クレジットカードのサイトで決済状況を確認したところ、7月に無事決済されていました。

ウォーレン・バフェットをはじめ、世界の一流投資家はほぼ例外なく寄付行為に熱心です。さすがにバフェットのように大胆な寄付はできませんが、私も個人投資家の端くれとして毎年一定額を寄付するようにしています。そうやって世の中に感謝することは大切だと思うからです。よく投資を通じて社会に貢献するという言い方があります。それは完全な間違いではないのですが、やはり投資と社会貢献は分けて考えるべきというのが私の立場です。

なんとなく寄付行為というと身構えてしまうのですが、大したことではありません。どうせ、大した金額を寄付するわけではありませんから。そこで私が使っているのが日本赤十字社の社員となって毎年一定額を社費として寄付する方法です。これは非常に便利でして、クレジットカードか銀行口座振替で自動的に決済してくれます(最低寄付金額は2,000円)。

赤十字の社員(会員)になって支援する(日本赤十字社)

こうやって寄付する仕組みを自動化してしまえば、とくに意識する必要もなく、毎年淡々と寄付ができる。“ほったらかし投資”を応用した“ほったらかし寄付”です。赤十字に限らず、最近では多くの慈善団体が自動引き落としなどを用意しているので、もし寄付行為を継続的に行おうと思っているなら、こうした仕組みを利用してみてはいかがでしょうか。

日本では「投資している」というと、なんとなく胡散臭く見られるのですが、それは日本の個人投資家がお金を「貯める」「増やす」ことの研究は熱心だけれども「使う」ことの研究が足りないからではないでしょうか。でも、投資は「貯める」「増やす」「使う」の三つがそろってこそ完成するような気がします。お金を「使う」ことの研究が、おそらく投資家にとって最後の問題として浮上するし、この問題にどういった答えを出すかで、その人の投資家としての真価が問われるのでしょう。

とはいえ、私はまだ「使う」ことの研究をするほど財産もありませんので、この問題は今後、ゆっくりと考えていきたいと考えています。現在行っている寄付は、まあ、その予行演習みたいなものです。
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