2015年1月1日

自己紹介にかえて―なぜ投資するのか?-

ブログ「The Arts and Investment Studies」を閲覧いただき、ありがとうございます。このブログは、教養としての国際分散投資をテーマに一介のサラリーマンの資産形成の取り組みの備忘録です。

日本では“投資=ギャンブル”といった偏見が強く、なかなか私生活では投資に関する情報交換を行うことが難しいのが現実。幸い最近では多くの投資ブロガーさんが、じつに有益な情報を発信してくれています。これまで一方的に情報を享受するだけでしたが、そろそろ自分もちょっとした所感を発信したくなり、ブログを立ち上げた次第です。

ところで、人はなぜ投資するのでしょうか?その理由は人それぞれでしょうが、突き詰めて考えると“良き人生”を送るためかもしれません。チャップリンの言葉に「人生に必要なものは、勇気と想像力。それと、ほんの少しのお金です」とありますが、現代のような高度資本主義社会では“ほんの少しのお金”を守ることが、非常に難しくなりました。

私はアラフォーのオヤジですが、社会人になってから“失われた20年”にどっぷりとつかり、将来不安ばかり吹き込まれてきました。でも、不安に思うだけでは意味がありません。 社会は“自助・共助・公助”によって構成されています。日本人の不安の要因は、このうち共助と公助が弱まっているからですが、言い換えると、それだけ“自助”が弱かったということ。不安を少なくするためには、自助の役割を大きくすることであり、それが投資です。

投資には、それ以外にも効果があります。実際に投資を始めると、世界の社会経済の動向に敏感にならざるを得ません。知らず知らずの間に経済や国際情勢に対する教養が身に付きます。私がこのブログのテーマに「教養としての国際分散投資」と掲げた理由です。

良き人生を目指して、勇気と想像力と、ほんの少しのお金を手に入れるための方法論を議論できれば幸いです(趣味の歌舞伎や将棋、旅行、クレジットカード情報などの記事も書いていきますのでよろしく)。

本ブログ運営者
・ブロガー名:菟道りんたろう
・住んでいる所:大阪府
・投資歴:個別株は2006年から。2012年末からインデックス投資を開始。
・本職:メディア関係。ある商品に関しては日本でも数少ないアナリスト。
・趣味:読書、将棋、歌舞伎鑑賞、古本屋めぐり、飲み会、旅行
・学位・資格:修士(文学)、3級FP技能士、将棋アマ初段
・所属学会・団体:歌舞伎学会、日本文学協会、日本近代文学会、懐徳堂記念会

関連コンテンツ