サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2026年4月次運用報告書が出ていたので定例ウオッチです。4月の騰落率は+5.97%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+6.57%でした。純資産残高は4月30日段階で2120億円(前月は2003億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は1兆909億円(前月は1兆315億円)となりました。2月まで3カ月連続で参考指数を上回っていましたが、3月、4月と連続して参考指数をアンダーパフォームしており、またちょっと元気がなくなってきような気がします。
4月は中東情勢の緩和期待やAI関連銘柄の物色が進んだことで日経平均株価は+16.1%、TOPIXも+6.57%と大きく伸びました。「ひふみ投信」も基準価額を大きく上げていますが、TOPIXにわずかに及びませんでした。日経平均の伸びが大きいことで分かるように、AI関連を中心に一部の銘柄が株価を牽引する状態が続いており、より広範囲な業種や銘柄に分散投資する「ひふみ投信」としては、TOPIXについていくのがやっとの状態だったということでしょう。
運用レポートを見ると、「これまで成長可能性の高いグローバル企業や資本政策の大幅な改善による自助努力で企業価値を向上できる企業、グローバルで付加価値が十分発揮できる日本発のIP・コンテンツ企業、構造的成長が可能な企業への投資を積極的に行なってきました」とあるので、その成果に期待したものです。ただ、ここにきて再び運用成績に勢いが感じられず、保有銘柄を見ても普通の大型株ファンドのような名前が並ぶなど、ちょっと元気がなくなってきたように感じます。今後、もっと“ひふみらしい”運用で巻き返しを期待したいところです。
